ひと息 いれよう

春の　目覚めの朝に　続く

朝陽の　優しい　光りと　小鳥たちの　会話

光りに　照らされて　黄緑色の　木の葉が　また　光りを　届ける

どこから　とも　なく　近づいて

そっと　ほほを　通りぬける　さわやかな　風


・・・・・


こんなにも　ゆったりとした　時間が　そばにあることを

氣づく　ことが　できる・・・


自然を　感じ　生きている　実感を　味わう　時間


比較も　なく　　あらそいも　　なく　　あせりも　　そして　　うたがいも・・・


すべてを　あるがままに　感じる

そんなことを　どれだけの　人　が　今　感じているのだろうか


一日　一日を　今日も　生きていることを　実感し　感謝し　生きているのだろうか

一瞬　一瞬を　今も　こうやって　生きていることを　実感し　感謝し　生きているのだろうか


言葉で　言うのは　カンタンなのかもしれない・・・

もしかしたら　そのことを　感じるのも　カンタンなのかもしれない・・・


それは　５分の　できごと


いつでも　どこでも　いい　たった　５分のできごと


「　時間よ　とまれ　」　そう言って

あなたが　止まる　あなたが　立ち止まる


そして　そう・・・　「ひと息　いれよう」　そう　「ひと息　いれよう」


春を　感じてみませんか


あなたは　今　それどころじゃない　と　言うのかもしれない

あなたは　今　優先しなければならないことがある　と　言うのかもしれない

実際　そうなのかもしれない・・・


それは　５分の　できごと　なのです

たった　５分・・・

されど　５分・・・


今からの　「ひと息　いれる」　だけ

ゆっくりと　すって　はく　を　あじわいながら　くりかえす

はるの　ひかりを　みつめながら

はるの　おとを　きき

はるを　あるがままに　かんじる


そんな　５分間・・・


一生懸命に　生きてる　あなたにこそ

はたらき　続けてる　あなたにこそ

それどころじゃない　と　思い込んでいる　あなたにこそ

そして　そんなこと　氣にもしていない　あなたにこそ


そんな　５分間・・・


あなたの　身近に　すでに　届けられている　５分間

さあ　こころのままに　いただきましょう

「ひと息　いれよう」

　

“幸せ” を 感じる こと ・・・

テレビを　けして・・・

窓の　むこうの　開きかけている　新緑を　見つめる

ちいさく　春の風に　ゆれる・・・


美しい・・・


すると　どこかで　奏でられている


小鳥の歌声

耳に　優しく　すんなりと　入ってきて

心に　しみこむ


穏やかになる・・・


深呼吸を　する


少しだけ　ひんやりとする　空氣

すいこみながら　体中に　広がり　伝わり

エネルギーとなって　満ち足りていく


心　満たされていく・・・


全てが　一体となって

自然界は　成りたっている

その　あるがままを　全身で　あるがままに


うけとめ　うけいれ　そして　自然界と　一体となる・・・


人間として　生まれ

人生の　大きな波の　流れの　中で　生き続け

喜びも　悲しみも　体験する

人生の波を　生き抜き・・・

だからこそ　おとずれる


この　心　穏やかな　時間・・・


ふと　思う・・・

「　なんと　幸せ　なんだろうか　」


人生　いろいろと　ありながら

人生を　生き抜き

ふと　おとずれる

この　穏やかな時間

これも　与えられた時間

これも　与えられた命


この　幸せ　を　こころのままに

あるがままに　うけいれ　体中に　広げていく


「　なんと　なんと　幸せ　なんだろうか　」


だれかに　どこかに　むかって　こころから　となえる


「　命を　いただき　こんな　時間を　さまざまな　ご縁と　機会を　いただき
　
　　幸せな　時間を　いただき・・・

　　心より　感謝です　」