明日また陽が昇るなら −カウンセラーもり あずさ(もるも)のブログ−

逆らわずして勝つ -大人のテニスあるある10-

本日も「いだてん」面白かったです。

 

オリンピックの前年にあったジャカルタのアジア競技大会において

 

こんな壮大な政治ショーが繰り広げられていたとは・・・

 

この騒乱の中で自分を見失わなかった当時のマーちゃんを始め仲間の皆さんの精神力は

 

本当にすごいなと思いました。

 

その中でも印象的だったのが、現地通訳さんがなぜか柔道の達人で

 

インドネシアの現地民が日本選手団の泊まるホテルを襲撃した際に

 

選手団に迫る現地民を背負い投げにして、この決め台詞を繰り出します。

 

「逆らわずして勝つ」

 

・・・もちろん、元祖はあの嘉納治五郎の決め台詞です。

 

このシーンを観て、今日のテニスのことを思い出しました。

 

午前中は、なんとなくムラっ気が出てしまい

 

バンバンとフラット気味に強打して、エースもありましたがミスも多く

 

あんまりいい結果ではありませんでした。

 

午後は少し気を取り直し、高い軌道のスピンで正確に打つ戦法に切り替えたのですが

 

周囲の人よりスイングスピードやボールのスピードが遅いことを気にしてしまい、

 

途中でやっぱり強打に切り替えたのですが、

 

思うとおりにならず、ガシャりまくりました・・・。

 

しかし、不思議なんですが

 

相手がミスしたり、こちらが主導権を握れるのは決まって

 

高い軌道のスピンでコントロール重視のショットを打っている時でした。

 

レッスンが終わってコーチに「これでいいのでしょうか?」と聞いてみましたが

 

「はい、問題ありません」の一言が帰って来ました。

 

自分では、こんな遅いボール打っていていいのかしらと思うのですが

 

よく考えてみたら

 

自分が相手のボールを打つ時も

 

フラットで速いボールより、遅くても高い軌道から落ちてきて

 

しっかりスピンがかかっているボールの方が圧倒的にイヤでした。

 

そういうボールって、自分がしっかりボールの落下を待ちながら、足を動かして

打点に入りに行かないと返せないし

 

とにかく攻撃に転じにくいです。

 

もちろん、フラットで攻めるショットを打つことも必要ですが

 

要は、つなぐ・作るためのショットと、攻めるためのショットを

 

使い分ければ良いのだと、帰り道に考えた挙句に気づきました。

 

そんなことを考えていたら、いだてんの「逆らわずして勝つ」がシックリきまして

 

相手のボールに逆らって、無理やり強打して勝つんじゃなく

 

相手がどんなボールを打ってきても自分のペースで

 

逆らわずにテニスをする

 

そしてチャンスが来たら一気に攻撃してポイントを取る。

 

そういうことなんだなって思いました。

 

スポーツは種目は違えど、あらゆる点で共通点を見つけることができます。

 

今日は、テニスと柔道の共通点を発見させてもらいました。

 

テニスへのモヤモヤがスッキリしたので、明日からもスッキリした気分で仕事ができそうです笑

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

明日からも素敵な1週間を。

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