A DAY IN THE NEXT LIFE

デジカメを中心とした機器の話。

防音工事、その2

2011-02-05 | Weblog
今日は工事の為に2部屋の掃除。でも未だ
終わらず・・・。

で、石膏ボードのコインシデンス対策の肝を。

1、オリジナルのボードと0.8オクターブ共振周波数の違う
  ボードを使う。

2、石膏ボードの貼り合わせは酢酸ボンドなら15cm間隔
  程度で貼り合わせ。若しくはコインシデンス対策用の
  ボンド(サウンドカットなど)で全面貼り合わせ。

3、貼り合わせるボードの重量は元のボードの25%以上の
  重量。

こんなところだそうです。1、の共振周波数を変えるというのは
ちょっとオーディオをかじっていれば知ってますね。で2、は結構
肝心。普通のボンドを使ってたとえば共振周波数の違う石膏ボード
2枚を貼り合わせても結局ボンドががっちり効いてしまい新たな厚い
一枚の石膏ボードとなり共振周波数は下がるけど、ディップは残ると
云うわけ。3、は簡単に云っちゃえば振動を抑えるのに元のボードの
重さより軽いもので抑えようとしても無駄ですよ、という事。お相撲さんが
突っ込んできてもお相撲さんよりかなり体重が軽ければ弾かれちゃいますからね。

そこら辺を留意しながら施工すれば、そこそこ結果が出せるようです。
各種の資料を見ていますが3-15dbほど改善されるそうです・・・。

ただ問題なのは今回使用する吉野石膏の制振パネルの共振周波数をメーカーに
聞いたのですがメーカー自体把握していない事。なんのこっちゃ?と
思いませんか?因みに元々貼ってあるのは12mm厚の普通の石膏ボードと
思われます。このボードのコインシデンス限界周波数は3KHzほどとの事。

まぁ、制振パネルは異なる厚みと素材の石膏ボードをサウンドカットで
貼り合わせているのでコインシデンス限界周波数が目立たない(無いに等しい)と
勝手に思い込んでいます。

もう一箇所に追加する9mm厚の普通の石膏ボードの共振周波数を聴くのは忘れました。
これは恐らく0.8オクタブーも高くないでしょうが、共振周波数は12mmと違うのですし
仕上げや部屋の目減り文、施工性、金額を考えての選択です。因みに12mm普通の石膏
ボードと0.8オクターブ違う石膏ボードは21mm厚の普通の石膏ボードなどだそうです。
(想像ですが0.8オクターブ高いほうの石膏ボードは厚みが薄くなり既存では存在しない
気がします)

工事が迫ってきており、卓上の理屈では効果は出そうなのですが
何せ素人で経験がまったくありません。上手くいくのか失敗か・・・。
緊張する日々が続きます。


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