おも〜か〜じ(面舵)‼︎

人生に答えは無い

今、此の記事を喜多郎を聞きながら書いている。

喜多郎は初のアルバムであるレコード盤の「天界」から持っている。

心が不安に襲われた時、就寝時には必ず聴いている。

喜多郎の曲は、不安や悲しみを柔らげる時だけでなく、高揚し過ぎた心をカームダウンしたい時、比較的気持ちがアップし過ぎている時にも聴いて心を冷ます様にしている。

吾の精神安定剤でもある。

聴く精神安定剤とでも云おうか。

と云いながら、最近色んな事から降りたいと思う様になった。

色んな勝ち負け。

競争。

他人との人間関係。

其の他様々な柵(しがらみ)。

否、柵は良い意味の言葉だった。

柿本人麻呂の歌に…

「明日香川しがらみ渡し塞(せ)かませば流るる水ものどにかあらまし」(巻二・一九七)

と在る。

明日香川にしがらみ(柵)をかけ渡してせき止めていたら、流れる水もゆったりとしていただろうと云う意味である。

此れは天智天皇の皇女であった明日香皇女(あすかのひめみこ)が薨去され、その殯宮で人麻呂が詠んだ短歌。

歌からすれば、此れは前述の意味合いに当て嵌めて云えば、しがらみ(柵)をかけていれば明日香皇女が生き長らえていたに違いない。

詰まり、しがらみ(柵)は事態を改善、好転させる為の手段、策であると云う意味である。

話が逸れた。

此の儘凡てを肩から降ろして逃避行する訳にも行かぬ。

行きつ戻りつ…果たして吾は前へ進んでいるのだろうか…。

同じ場所に留まって、悪戯に歳を重ねるばかりの様な気がしている。

ただ、他人よりも凡てに於いて遅いだけかも知れぬが…。

解らない…。

人生に答え等は無い。

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