代々続く、不遇から離脱したい小室家。
其の為には、あの手この手で手懐けた真子内親王殿下を何としても娶りたい。
真子内親王殿下が我が妻になれば、其の日より代々続く小室家のモノクロな家系が、皇室の血統により彩られる事となる。
代々続く腐った小室家の家系を無かった事にするには今しか無い。
小室家の先祖は草葉の陰から、何としても小室圭に真子内親王殿下を娶れと背中を押し、全力を注いでいる事だろう。
千載一遇の好機。
今此の時を逃せば、今後更に小室家は歴史の闇に引き摺り込まれ、陽の目を見る事は無い。
2017年の婚約会見で小室圭は、
「宮様と度々お会いするようになりましてから,ある日夜空に奇麗な月を見付け,そのとき思わず宮様にお電話をいたしました。その後も奇麗な月を見付けますと,うれしくなり宮様にお電話をおかけしています。宮様は私のことを月のように静かに見守ってくださる存在でございます。とても愛情深く,確たる信念をお持ちのところに強く惹 かれました。ふだんはお名前を呼んでおります」
と、下顎が上顎を突き破りそうな程の歯が浮く言葉を宣った。
余程準備して言葉を選んだに違いない。
あれから今日に至る迄に、小室家の内情が明らかになって行った。
母親である小室佳代と元婚約相手との間でのカネに纏わるトラブル。
先日の小室圭が発表した出鱈目文書。
其処には、元婚約相手自らがカネを差し出してくれたとの記述が在った。
併し乍ら、元婚約相手は佳代がカネの無心に来る度に渡したと云っている。
圭にカネが要るのでカネを工面してくれと。
小室圭は、貯金で何とかして来たと云うが、物入りの度に、母の佳代が元婚約相手にカネの無心に来ていたのである。
だが、佳代との婚約も解消された。
婚約が解消されとなれば、お互いは以前の様な関係では無くなる。
カネを工面した元婚約相手は、工面したカネが返って来ると思っていたがそうではなかった。
工面したカネを返さなくともよい等とは、云っていない。
此の出鱈目文書の他の記述には…
「元婚約者の方は母に、お互いの友人を呼んでクルージング婚約パーティーを開きましょうかと云う提案や婚約指輪を贈りたいと云う提案をして下さいました」
小室佳代は…
「有り難くも思いつつも、次第に元婚約者の方も決して若くはなく、お互いに初めての結婚ではないので、豪華なパーティーを開いたり高価な指輪を戴くよりも他の遣い道を考えた方が良いのではないかと思うようになり、元婚約者の方にそう提案しました…」
と…。
文書に在る遣り取りだけ見ると、元婚約者から一方的にセレブ婚を持ち掛けられるも、そんな贅沢をせず地味な挙式でよいと、健気な年増の女が其処には居る。
併し乍ら実態は違っていた。
「クルージングパーティー調べて頂き、有難うございます。50万円とは大金ですね。友人達へのお披露目に遣うか悩む処ですが…。二人きりでフランスで挙げるのも良いかもです…」
と、佳代と元婚約者のメールの遣り取りは全く違っている。
遠慮するどころか、50万の遣い道を模索しつつ、更にはフランスで挙式したいと厚顔さを全開。
出鱈目文書では、小室圭が録音した遣り取りの内容が記されてあったが、都合の良い様に会話の前後を切り取ったものだった。
28枚で4万字にも及ぶ理詰め文書。
此の印象操作と理詰めで、馬鹿な下々を騙そうと駆使した様だが、下々は至ってまともな為、此の意味不明で不完全な云い訳文書の嘘を見抜いた。
小室親子は、あのカネは返済する必要のないカネとの認識の下、小室圭は出鱈目文書では、解決金等は払う意思は毛頭無いと記している。
そう云い切った以上、賃借関係を云われれば、踏み倒そうとしているかの如く見られてしまう。
其れでは自身の身に汚点が付く。
其れだけは絶対に避けねばならぬ。
だが、下々の賢き国民は此の輩の狡猾さを見抜き非難の声を上げた。
流石の小室圭も予想外だった。
理詰めで行けば馬鹿な下々を丸め込めると踏んでいたが、小室圭よりも下々の国民の方が賢く良識が優っていた。
慌てふためいた小室サイドは、解決金を払う用意が在ると手のひら返し。
此処で又、非難の声が更にヒートアップした。
小室圭が好青年と云う化けの皮が剥がれた一瞬である。
此の問題は結局、元婚約者から小室親子への400万を、小室親子は借銭ではなく、飽く迄も贈与に仕立て上げる為の画策だったのである。
当初から小室親子は、元婚約者からの400万を踏み倒すのが目的だったのである。
此の事実から小室親子を見た時、何とあくどい親子なのだろうか。
元婚約者を悪者に位置付け、おのれ達親子は慎ましやかで健気な弱者と云う印象操作を行った。
非常に悪質で質が悪く、狡猾な親子である。
又、此の悪質親子は、相当に承認欲求が強い。
若し、真子内親王殿下が此の輩の下に嫁いでしまえば、待っているのは代々から陽の目を見る事が無かった小室家を、華やかに彩る為に利用されるだけである。
不敬を承知でご進言申し上げます。
真子内親王殿下、どうか此の狡猾で邪な輩の毒牙に罹らぬ様に、此の輩との縁を切って頂く事を切に願う次第であります。