股関節の疲労骨折等に見舞われ乍らも、3回転ジャンプを決めた当時を思い出す。
体格は小柄ではあったが、其の演技、演舞は小柄な体格を感じさせない程にダイナミックだった。
3回転半にも果敢に挑んでいたが、2021年の東京選手権では其れを使わずして208.85と云う記録を叩き出した。
技間の流れる様な繋がり。
着地時の安定感。
表情。
全体の表現。
何れも妖麗で美しかった。
小柄な体格から出る波動が、宮原知子選手をひと回りも、二回りも大きく見せた。
既に次の進む道も決定している様なので安心した。
今後、フィギュアスケートにどの様に関わって行くのだろう。
お疲れ様でした。