お早うございます。
さとうもりおでございます。
優秀な起業家に、
資金を与えて価値を増幅させる、
正しい考え方だと思います。
でも、企業価値を上げて、
あるいは、生み出した利益によって、
その調達資金を倍々にして、
お返しできるのは、
一部のベンチャー企業だけです。
実際にはそうなんです。
調達した金額と比較して、
いかに今利益が出て配当をしたとしても、
調達額の方がまだ上回っているのであれば、
現時点では本当の成功とはまだ言えません。
依存した分だけ、
お返しするのには時間がかかります。
私で言えば、
散財や放任経営をした分だけ、
責任を取るには時間もその幅も必要です。
成功していそうなものが、
真に成功しているかを見極めるのは、
難しいことです。
また、
今自分が成功していると思っていても
数限りない想定不可能な、
リスクや潜在的負債まで、
勘案すれば失敗しているとなる、
ケースは多いはずです。
さらに、真の成功者が、何かの要因で、
一夜にして転落することも、
上の例で示しました。
この世の中は、
お金を奪っていく人たちばかりです。
そこからお金を防衛する力というのは、
お金を稼ぐ力よりも、
難しいと私は思います。
そして、何をもって成功と呼ぶか、
と考えてみたときに、
厳密な意味でその真価を問えば、
成功していない企業や人が多いはずです。
成功なんて、本当に難しいことです。
そして、短い期間で、
たいした覚悟もなく作ったものが、
いかにもろいことか。
私はそう結論付けました。
成功も、成功企業も、
成功事業も、もろい。
人間も、
人間の関係も、もろいと思うんです。
そんな「もろくて弱い」、
人間社会を前提に、
それでも生きて、
努力し、
成功を目指していかねばなりません。
それが何かに挑む人の姿です。
だから、成功は難しいんです。
一生をかけてマスター、
しないとならないものだと思います。
結論です。
この世の中、
本当に真剣に防衛を学んだ人、
人生を真剣にとらえている人しか、
成功できないようになっています。
自分の中に軸を確立しなければ、
すぐに、何者かに、流さ、奪われ、
あれれという結果になります。
不動の哲学を持って、
万事のリスクに備え慎重に行動した、
上での日々の継続そして、
ときに完璧に悲観的に計画された、
上での大胆な行動をもってしか、
本当の成功は得られません。
安心、慢心、傲慢、楽観、
他責になったとき、
自分の人生は転落するのだなと、
思ったわけです。
私にとって今回の経営の失敗は、
大きな勉強となりました。
今日大切だと考えたことは、
以下の9点です。
1お客様あるいはユーザーへの、
不動の価値を作るのは当然。
2それは適正な価格であることも当然。
3多様なリスクを想定し、
全てに盤石な対策を打っておくこと。
4お金を奪う要素から資産を守り抜くこと。
5売上とコストの差として、
赤字は決して許されず、
常に利益を出し続けること。
6どこかに依存せず、
自分で自分を、
助けるのが当然であること。
7本物の成功とは、
1ねんや、2年では絶対に無理!
10年、20年、30年で捉えること。
8ちょっとした成果や利益、
年収で満足するなどバカらしく、
愚かであること。
9奢ったり、油断してから近い未来、
確実に転落するということです。
永遠の努力の中で、
人は磨かれるものですね。
私の再スタートは、
ゼロからやり直すこと。
今からやっと人生が、
始まるんだなぁと思います。
本日のメールから、
私への今日の教訓で御座いました。
それでは亦・・・
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