水仙のひとりごと

暮らしの中の出来事、思った事、楽しかった事、嬉しかった事を、綴ってみたいと思っています。

生け花研究会 & 紫陽花の画像

2008-06-15 | 草花
生け花の研究会の日でした。
花材持参の日でしたので、庭の木賊・岩牡丹・露草等と花器を持って朝から出かけました。
昨日、花屋さんを覗きましたところ、鉢植えのお花が圧倒的に多く、あとは冷蔵ショーケースに色とりどりの薔薇の花が目立ちました。白い百合か白のカラーが欲しかったのですが昨日はないようでした。
庭に白と黄色の百合が咲いていましたので、これを使おうかなと考えました。

午前中の伝書の講義は龍頭鷁首船の生け方のところでした。
先生の模範花は飾盛体2種と文人華(雨奇晴好)です。

よく似た感じの飾盛体と想い花の違いは、
飾盛体は約束事として、
 構成要素として線・面・マッス
 四原則として統調・漸層・対照・釣合があります。
想い花は約束事はなく、
 花の個性を生かしながら自分の思いを生けこんでいくことになります。

今日の文人華の題の「雨奇晴好」は蘇東坡の
飲湖上初晴後雨(コジョウニインスハジメハレノチアメ)
から取られているそうで、柳と紫陽花を生けられました。
文人の傍らに常にあるものは、琴・棋・書・画だそうです。

紫陽花の水あげは足元の茎の中のわたを取るとよいそうです。
木のようになった茎の方が水あげはよいようですが、青い茎の場合は根元を裂いて中のわたを取り深水につけるとよいそうです。

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