嫁の巣

このコーナーは嫁に乗っ取られております。 基本的にはエビと関係ありましぇん。嫁の巣(過去版)はブックマークから。

身体の怠さ

2006年02月28日 | 日常
 花粉症に風邪が入って、相乗効果になってしまったのか、昨日はすんごい身体が辛かった。
 目を開けてるのも辛いくらいで、常に座椅子に寄っ掛かってる状態。
 
 目が覚めると、けいちんの登園時間がとっくにすぎている。
 けいちんを保育所に送る力がない。
 あえなく、けいちんお休みの電話をかける。
 すると、けいちんの「え~。ほいくちょおやすみ~?」という不満そうな声。
 「ごめんね。今日はママ、辛くって」
 本当は辛いから保育園に行ってほしいのだが、送る力がないからお休み、というのも何だかな・・・。

 それから、力が有り余るけいちんに、身体に余裕のない私がつい少しのことでイライラしてしまって怒りまくり。
 いつもなら、そんなに怒らないことでも、自分に余裕がないとつい、こうなってしまう。
 ごめんよ、けいちん。
 けいちんは保育所に行きたがる。
 保育所の方が楽しいというのもあるんだろうけど、ママと一緒にいても楽しくない、というのもあるんだろうな、と思う。
 私が一緒になって遊んでやれたらいいんだけど、なかなかそうもできなくて・・・。
 ごめんよ、けいちん。

 しかし、最近、身体が受けたダメージから回復するのが遅くなったように思う。それは何故?
 歳?やっぱり歳?

なぎの誕生日祝い&新築祝い&なぎの初節句祝い 

2006年02月27日 | なぎ
 無事、3つのお祝いをすますことができました
 
 昨日の日曜日、私の両親、姉一家を呼んでお祝い会。

 料理も腕をふるいました。
 母に、鯛の尾頭付きと母お得意のバラ寿司を準備してもらい、私はローストビーフに、サーモンのマリネサラダ、そして、旦那のお母さんの味のざんぎ(北海道の味付け唐揚げのこと)。
 そしてそして、写真のお手製のケーキ(ちなみに、ケーキの上のお雛様は旦那がイチゴとチョコペンで作りました)。

 腕をふるっただけあって、料理は全部好評。
 味にうるさい父が「おいしい!」と言ったので、良かった

 なぎは恒例の、「一升餅背負い」をしました。
 歩けなくて「何でこんな重い物を背負わすのだ!?」と少し怒り気味のなぎ。

 「あーあー。えええ~ん」
 もう、こんな物取ってくれ、と半泣きでした。
 立ち上がって颯爽と歩かれたら寂しいけど、歩けなかったから、あまり遠くにはいかないでしょう~

 皆に祝ってもらって、幸せだね、なぎ。

 私はというと・・・
 どうも花粉症がひどくて・・・。
 喉が痛いなあ・・・。
 身体もしんどいよ~。

 こんなに清々しい天気なのに、窓が当分開けられない日々が続きます。
 自分の誕生日がある、一番好きな季節なのに、一番苦手な季節になってしまったなあ・・・。

優しい嘘

2006年02月24日 | けいちん
 「大きくなっても、ママのそばにいてくれる?」
 「うん!!」
 「ずっとそばにいてくれる?」
 「うん!!」

 嘘ば~っかり。
 大きくなったら、可愛い彼女作ってどこかに行っちゃうくせに~。

 けいちんの、ついているつもりのない「優しい嘘」。

 「パパも、ママも、あぎちゃん(なぎ)も、皆一緒!!」
 
 けいちんの優しい言葉にママはとっても嬉しくなるよ。

 昨日、なぎとのやり取りで、初めて自分のことを「お兄ちゃん」と言っていたけいちん。
 「それ、お兄ちゃんのよ」
 旦那と私で顔を見合わせた。
 「初めて、だよね!?」
 二人のやり取りをよく見ていると、結構お兄ちゃんと妹のやり取りになっている。
 最近「あぎちゃん、可愛い」「あぎちゃん大好き」という言葉が聞かれてきたけいちん。
 何だか、3歳になってムクムクと「お兄ちゃん」という意識が芽生えてきたみたい。
 背も伸びたし、何だか言うこともしっかりしてきたし、すっかり男の子らしい体つきになってきた。
 3歳になって、急成長を見せてきたけいちん。
 そんな息子にちょっと焦った私の、最近のけいちんへの質問。

 「大きくなっても、ママと一緒に居てくれる?」
 「うん!!」
 この「うん!!」が聞きたくて何度も聞いちゃうけど、それが果たされない約束だということは、ママが一番よく分かってるんだ。

 分かってるんだけど、今はこの「うん!!」を聞かせてね、けいちん。
 


なぎ 一歳のバースデー

2006年02月22日 | なぎ
 とうとう、この日が来ました。
 
 「なぎ、一歳のバースデー

 とうとう、我が家の末っ子が、一歳になりました。
 0歳児が、いなくなっちゃった~。
 少し寂しいけど、まだまだ手が掛かるし、何より元気に1歳の誕生日を迎えてくれたこと。
 最高に嬉しいよね

 「末っ子」とは不思議なもので、まだまだ赤ちゃんのような気がしてしまいます。
 けいちんが一歳になったときは、「大きくなったな~」ともっとお兄ちゃん扱いしていたような気がする。
 身体発達の差だけでなく、どうしても「末っ子」は親にとって幼く見えてしまうのでしょう。
 
 なぎはかなり安産で産まれてくれました。
 「産まれるぞ!」と思ったらものすごい勢いで飛び出してきたような。
 やっぱり今も、気が強く意思が固そうな印象を受けます。

 あんなに小さかった赤ちゃんが、もう立って歩くようになりました。
 今まで無事に大きくなってくれてありがとう。
 本当にありがとう。

 これからも、健康で大きくなれますように。

 我が家の可愛い宝のなぎ。

 お誕生日、おめでとう

 
 バースデーパーティーは、新築祝いとなぎの初節句も兼ねて、週末に私の両親、姉一家を呼んで行う予定です。
 皆に祝ってもらって幸せだね。

 一升餅を背負って歩けるかな?
 もし歩けたら、こけさせなきゃね(こちらの風習で、娘が一歳の誕生日で一升餅を背負って歩けたら遠くにお嫁に行かないように、わざと”こかす”そうです)。

 

マザー&ラヴァー

2006年02月18日 | 育児
 最近、この地域で再放送していたドラマ。
 「マザー&ラヴァー」。
 あの松阪慶子が母親で坂口憲二が息子役で、すごいお母さん大好きな男の人が恋人(篠原涼子)に出会って親離れするまでを描いたドラマ。
 今日が息子が恋人と結婚する最終回だったんだけど、息子が結婚式前日に母親に「今までお世話になったね。これからも息子だからね」と言い、松坂慶子が涙するシーン。
 泣いちゃったよ。
 おいおい、マジで?
 「マザー&ラヴァー」で泣いちゃったよ。
 最近は下手な恋愛物より、親子物の方が感情移入してしまう。
 「けいちんが結婚する時はこんな感じなのかしらん・・・」と、何故か自分に当てはめてみたりして(松坂慶子ママのようには優しくないけど)。
 息子が結婚する、て寂しいわ。
 娘も寂しいけど。
 子供が巣立つ、て寂しいわ・・・。

 最近、掲示板で、「子供が”ママ、ママ、”て来てくれるのは本当に短い。もっと子供達が幼い時に遊んでやれば良かった。共に過ごせる時間をもっと大切にすれば良かった」という記事がよくあって。
 その先輩ママさん達は、子供が大学生や社会人になってもう巣立ちの時期を迎えていて、幼かった、あの可愛かった時期の子供達を思い出し「あの頃が良かった。あの頃に帰りたい。あの頃もっと大切に時間を過ごせば良かった」というご意見が本当に多くて・・・。
 そのお母さん方が悔やんでいるような接し方を、今の私はしてしまっている。
 すがりつく子供を振りきって家事をしたり、テレビを見たり。
 きっと、10年後の自分は、絶対今の自分を羨ましがってるだろう、と思いつつ、どうしても、誘惑に負けちゃう自分がいて・・・。
 家で子供と過ごしていても、子供とちゃんと向き合っている時間はどれくらいあるだろう。
 「ママ、遊ぼうよ」と言うけいちんに、結構いい加減に接している自分がいる。
 遊び方が分からないんだよね。
 ミニカーでどうやって遊ぶ?
 お絵かきで「描いて」と言われても、私絵描けないんだよね。

 どうやって、子供と遊んだらいいのか、分からないのよ。

 自分でも思う。
 今の自分の時間の過ごし方は、本当にもったいない。
 子供達のこんなに可愛い時間はほんの少し。
 子供はどんどん離れていく。
 けいちんはもう3歳になった。
 
 気ばかり焦って、結局空回り。

 どうすれば、子供達と楽しく過ごせるかな。
 私が「遊んであげる」のではなく、一緒に遊びたい。
 一緒に楽しい時間を過ごしたい。

 なぎも、抱っこして、「可愛い」とは思うけど、具体的に何をして遊んでるというのはない。
 二人とも、「絵本を読む」くらいだなあ。
 でも絵本だけじゃ間が持たないんだよね。

 誰か、悔いなく子供の幼少期を大事に過ごす方法を教えてくれませんか?

コーヒー

2006年02月18日 | オキナワ
 我が家の定番コーヒー。
 うちがミル付きのコーヒーメーカーにしたのも、このコーヒーの為なのです。

 このコーヒーは、沖縄の北部にある、コーヒー農園を併設したカフェ、
 ”ヒロ、コーヒーファーム”のもの。
 最高に、美味しいのです。
 コーヒーより紅茶派だった旦那が見事コーヒー好きに。

 旦那と出会って一緒に旅してる時に、旅先で出会った友人から聞いて訪れたカフェ。
 ここでとれた完全無農薬コーヒー豆を丁寧に焙煎してあり、コクと旨味が最高なのです。

 お店は本島北部。市街地からはかなり離れています。
 味は2種類。
 味は軽いんだけど、カフェイン量は多い”ミディアムロースト”。
 味が濃く、苦味もミディアムよりは強いのだけど、カフェインは少ない”ストロングロースト”。
 お値段は、ミディアムが200g1000円。
      ストロングが200g1200円。
      送料別。
 好みに合わせて豆でも粉でも届けてくれます。

 美味しいのでついリピートしてしまいます。
 これが届くと、郵便ポストからすごくいいコーヒーの香りがします。

 お店は、
 〒905-1201
  沖縄県国頭郡東村字高江85番地25号
  &FAX 0980-43-2126

 電話一本ですぐ届けてくれるのも嬉しい


けいちんハッピーバースデー

2006年02月15日 | けいちん
 今日、けいちん3歳の誕生日です。
 おめでとう~。もう3歳か~。早いね~。

 けいちんを授かったのは石垣島。
 「赤ちゃんほしいね」と思い、基礎体温を付け始めてすぐの朗報。
 あまりの早さに半信半疑な私に、「絶対赤ちゃんだよ」と確信する旦那。
 基礎体温とは、起きてすぐ、寝床の中で横になったまま測る体温で、目覚ましで起きてから枕元にある体温計を口にくわえて測り終わりの電子音を待つんだけど、私は待てずにいつも二度寝してしまい、エラーになることが多かったの。
 だから、毎朝旦那が決まった時間に寝てる私の口の中に体温計を突っ込み、測り終わるまでチェックする日々だったのでした。
 だから、私よりも先に「今日も高体温」と気付いていたのです。

 一応、市販薬でチェック陽性だったので、二人で島に一個の出産できる病院へ。
 気付くのが早すぎて、超音波には映らないけいちん。
 「超音波では見えないけど、妊娠はしてるから、また来週来て」と先生。
 私は、おずおずと、
 「あの~・・・ハーリーには出られませんか~?」と聞いてみた。
 プッと吹き出す先生と看護師さん。
 ハーリーとは、沖縄の海神祭で、海の安全と豊かな恵みを祈念して神に奉納する、激しいカヌーレースのようなもの。ものすごい勢いでオールを漕ぐ。
 私は職場の付き合いで、それに出ることになっていたのでした。
 「あのね~。これは、赤ちゃんがまだ(子宮の中に)見えないから、とかそういうことではないんだよ。(ハーリーに)出ていいわけないよね~」
 やんわりと、でも「自覚のない妊婦だな~」と呆れたのか、ひたすら笑いながらそう答えてくれました。
 私は、翌日職場の先輩にハーリー棄権の旨を伝えたのでした・・・。

 月満ちて、丁度出産予定日が大潮の満月(島なので、潮の満ち引きは実際に肌で感じるように思います)。
 やっぱり、来た来た陣痛の波。
 初めて感じる陣痛。その痛さ、激しさ。
 あらがいようのない、痛み。
 通常の痛みには、痛み止めなり、麻酔なり、対処しようがあるものの、こればっかりは「痛くないと産まれない(痛くないと終わらない)」。
 ずっとついてくれてた先生も、苦しむ私を見ながら
 「こればっかりは痛み止めも使えないからな~」と。
 時々旦那と替わって私の腰をマッサージしてくれてました。

 陣痛の初めからついてた旦那は、その前々日から風邪をこじらせて点滴してたような体調。
 まさに二人とも満身創痍。
 しかも、二人とも実家を遠く離れているので、他に頼れる人もいません。

 あまりの痛みに、私が少し泣いてしまった時がありました。
 「痛くて泣く」なんて、いつぶりだろう・・・。
 すると、旦那が一言、
 「泣くんじゃない!」
 と。
 ピシッと、言われました。
 普段、あまりそういう言い方をしない人なので、言われてショックと言うよりは、逆に「目が覚めた」というか。
 あの時優しい言葉をかけられてたら、気持ちがくじけてたかも・・・。
 その時の旦那の顔を、今でも覚えているのです。
 「今泣いてる場合じゃないぞ。赤ちゃんが生まれるんだぞ。
  頑張るんだ」
 そう、言っているような目。
 「よし!!」
 と私も気分を替えて、またくる陣痛の波に臨みました。

 やっと子宮口が全開。嬉しくて分娩室へ走り込み(旦那があっけにとられていた)、倒れた私。
 陣痛の間欠期に、分娩台へよじ登り、また来る痛みに大絶叫~。
 そして、助産師さんの愛の平手(後日「この人『正気に戻さないと産めない』て思ったから~。ごめんね~」と助産師さん談)。
 「ぶら嫁さん、何叫んでるの!ここには皆いる。大丈夫だから。
  さあ、大きく息吸ってごらん」
 平手を受けて少し正気に戻った私。
 「こんなに痛いのに息なんかできるか~!!!」
 と思いつつ、助産師さんのリードに合わせて呼吸すると、和らぐ陣痛。
 「すごい!さすがプロ!!」
 痛みの中、助産師さんがマリア様に見えた私。
 
 そして、そのわずか20分後に、けいちん誕生したのでした。
 けいちんのへその緒を切ったのはパパ。
 
 パパがママと繋がってたへその緒を切ってくれて、この世に生まれた。
 「ようこそ。そして、おめでとう、けいちん」

 一人一人のお産にドラマがあると思います。
 ということは、皆、自分が産まれた時にも、ドラマがあったのです。
 皆、産まれてきたことが、ドラマティックなことなのだ~とお産をして思いました。

 「子供は3歳までに一生分の親孝行をしてくれる」
 確かに、今まで、けいちんには沢山の笑顔をもらいました。
 でもまだ、幼いままでいてほしい親心。
 私も、母親3歳。まだまだ未熟です。
 これからも、皆で楽しく生きていこうね。

 いつも元気で大きくなってくれること。
 それが一番の親孝行。

 おめでとう。けいちん。
 これからも、よろしくね。


 追伸:長文読んでくれてありがとう~
 

 

またまた・・・

2006年02月14日 | 日常
 旦那に叱られちゃいました

 これ(写真)、何だと思います?

 「可愛いでしょ~
 と言う私に、旦那のこめかみ辺りがまたヒクヒク。

 旦那「これは、何?
 私 「ゴミ箱よ(すごく当たり前そうに)
 旦那「だから、これは何?」
 私 「だから、ゴミ箱よ」
 旦那「・・・・・・・」

 私 「だって、普通のゴミ箱だとゴミが見えて子供達がつつきまくるじゃない。
    これなら、フタが付いてるから子供もつつかないだろうし、うちの部屋に    合うじゃな~い
 旦那「・・・で、これいくら?」
 私 「・・・1300円、かな」
 旦那「この後に及んで、何でそう、無駄遣いするの。お金ないで
    しょ
 私 「だって、これなら子供達がゴミ触らないでしょ」
 
 と、私が指さした方角には、新しいとんがった赤い物体を珍しそうに触りまくる我が子の姿が・・・。
 あああ、わらわら群がっている・・・。

 旦那「意味ないじゃん
 私 「・・・・・・」

 でも可愛いでしょ。部屋に似合うでしょ、と旦那を説き伏せ、私は
 「あああ、具合が悪いわあ」
 と、早々に床に入らせて頂きました・・・。
 

来たよん♪

2006年02月14日 | 日常
 来ました~

 実は私、昨日から体調を崩しておりまして。
 昼頃からものすごい悪寒。とにかく、どれだけコタツに入っても寒い!!
 そして、関節痛。
 夕方から、身体が熱くなってきて・・・。
 インフルエンザの予防接種を受けてるから、「軽め」のインフルのような感じでダウン。
 何とかけいちんを保育園にお迎えに行き、それからはひたすら旦那の帰りを待って横になっておりました。

 そんな時に届いた真っ黄色の物体に、少し元気をもらった私。

 今朝は、お願いして、旦那にけいちんを保育園に送ってもらいました。
 朝、いつもより早めに起こされてグズグズなけいちんと格闘している旦那の声が一階から聞こえます。
 次に目覚めたときには、旦那とけいちんは出勤した後。
 一階に下りると、旦那の格闘の後が見受けられました。
けいちんの朝の送りを変わってもらうだけでも随分負担が違います。
 けいちんの保育園を旦那の職場の近くにしたかいがあったわ

 追伸:どうやら、お迎えも夜7時頃にしてもらい、旦那が行ってくれるそうで・・・。
 今日はけいちんのお迎えを気にしないでいられるううう。
 あああ、幸せ・・・
 
 けいちんは初めての朝7時から夜7時まで、12時間保育体験。
 さてさて、どうかな?
 
 
 

よいお天気でがんす

2006年02月13日 | 思うこと
 昨日は、おばあちゃんの四十九日で、納骨でした。
 お墓は、家の裏にあります。
 いざ、お墓へ納骨、というときに、激しさを増した雪。
 終わり頃には、どんどん雪があがって・・・。

 まるで「名残り雪」のようでした。

 「こんな寒い日に、おばあちゃんをお墓に入れるなんて」と思った私に、旦那が「やっと、息子と同じ家に入れたんだよ」と。
 そう、おばあちゃんは、3歳で末っ子の男の子を病気で亡くしています(私にとっては、母の弟なので”おじちゃん”といつも呼んでいました)。
 今のけいちんくらい。
 もし、けいちんが、なんて思ったら、悲しくて辛くて耐えられそうにない。
 その悲しみを、ばあちゃんはずっと胸に抱えていたんだな、と、しみじみ思いました。 
 ばあちゃんを亡くすまで、本当に大事な人を亡くす気持ち、私分かってなかったんだろうね。
 ましてや「わが子を亡くす」なんて・・・。
 それは、どんなにか深い悲しみだったのか。

 「今、おばあちゃんはすごく嬉しそうだよ。
  ”身体が楽になった”ということより、やっとわが子に会えたから、ね。
  ずっと、先に逝った息子のことが気になってたんだろうね。
  今は一緒に居られて、嬉しそうだよ」

 と、旦那が話してくれました。
 
 良かったね。おばあちゃん。今、おじちゃんと一緒で寂しくないんだね。
 私達はやっと、おじちゃんにおばあちゃんを帰したんだね。

 ~おばあちゃんが生前詠んだ歌~

  みほとけに 抱かれてゆく いつの日か
          
            吾子待つ里に いけるうれしや

 
 ばあちゃん。おじちゃんが待ってた里に、行けたんだね。