松尾 節子/花冠同人

松尾 節子の俳句ブログ

春の旅

2007-03-18 00:19:07 | Weblog
気掛かりはおいたままゆく春の旅
波の音か風の音かうなり続ける春嵐
春波のむこうに煙ぶる桜島
ローカル線鉄路のそばに菜花咲く
春の海さざ波光って眩しけれ
春潮の音聞きながら砂むし湯
砂むし湯春の大地に抱かれるごとし

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6 コメント

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好きな句 (鈴木誠子)
2007-03-18 15:57:37
春波のむこうに煙ぶる桜島
桜島が穏やかな景色を見せてくれます。
活火山の景色に秘めた思いが詰まっているように感じました。大きな句とともに桜島の情熱の火山さえやさしく包み込んいます。深いですね。ありがとう御座いました。
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好きな句 (大給圭泉)
2007-03-20 22:14:17
春潮の音聞きながら砂むし湯
気持ち良さそうですね、潮風を受け砂むし湯にうもってる
身体によさそうですね。
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お礼 (やまなかみゆき)
2007-03-21 00:39:16
大給圭泉様 
 春潮の句へコメントありがとうございます。
全身砂に埋もれて体の中まで温まります。とても原始的な感覚ですが体が軽くなる感じです。

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お礼 (やまなかみゆき)
2007-03-21 00:44:05
鈴木誠子様、桜島の句へ嬉しいコメントありがとございました。

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好きな句 (清水清正)
2007-03-22 20:12:51
気がかりはおいたままゆく春の旅

お父上かお母上だと想像しますが、多分ヘルパ-さんやデイサ-ビスセンタ-に充分頼まれて旅に出たことと思います。
しかし、やはりいつも一緒にいる者でなければ、顔色等の変化はわからないと心配しているのではないでしょうか。
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お礼 (やまなかみゆき)
2007-03-24 01:32:50
清水清正様、
 春の旅の句へ細やかなコメントありがとうございました。老母を留守番に頼んで旅にでました。気がかりはたくさんあるのですがそれにこだわってばかりだと何も出来ないと思い切って旅にでました。
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