俳句雑誌「水煙」2月号掲載作品 2005-12-21 16:06:23 | Weblog [作品7句欄] 老いてみるもみじはさらに華やかに 夕暮れの街にポインセチアあふれおり ポインセチアにこころの少し弾みたり 窓開けてまず目に飛び込む吊るし柿 干し柿の陽を吸い込みてあたたかき 洗濯物と並んで陽を浴ぶ吊るし柿 みぞれ降る夜は老母をふと思う