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SUI_LOG

もうちょっと歩いてみようか

モジャモジャ

2010-11-10 11:18:22 | 映画
アンタみたいな生徒、どのクラスにも居るんだよ。
全部分かったような顔して勝手にひねくれて。
『この学校つまんねー』だのなんだの。。
あのなぁ、、学校なんてどうでもいいんだよ
お前がつまんないのは、
お前のせいだ。


「アフタースクール」を見ました。
なに借りようかな?とレンタル店の中を回ってたら、ふと。
大泉洋さんのファンですから(笑)

そのわりに、忘れてたわけですが…。

いやぁ、どんでん返しが心地良いです(笑)
そして笑える。
大泉洋さんの笑いの間の取り方が大好き。
そして最後はちょっとカッコイイ。

「お前がつまんないのは、お前のせいだ」か。。。
心に刺さるなぁ…。

サムライ

2010-10-22 23:19:41 | 映画
「桜田門外ノ変」を見てきました。

歴史にはまったく疎い私ですが、非常に楽しめた映画でした。
ただ、歴史をもっと知っておけば、もっと楽しめたのだろうなぁと
ちょっと残念にも思います。

冒頭、現在の桜田門が。
門のすぐ前は大きな道路で、絶える事なく忙しそうに車が走り抜けていく。
そこから、幕末の桜田門へと画面が切り替わる。
現在では通り過ぎる場所だが、ここで実際に起こった重大な事件なのだと感じさせられる、ニクイ演出です(笑)

そういえば私も、桜田門には行った事があったっけ。
「ここがアノ桜田門外の変があった場所かぁ…」と昔に習ったことを思い出しつつ。
でも、今はただの道路として整備されていて、感慨にふけるような場所じゃないんだよね。。
そこがちょっと寂しいというか。。
もし、まだ関東にいたのなら、間違いなくこの映画を見た後、桜田門へ行ってるね(笑)

閑話休題。
この映画では、政治的な面よりも事件に関わった武士達をメインに据えています。
クライマックスだと思っていた井伊襲撃が前半で描かれ、
その後の水戸藩士(直前で脱藩してるが)達を恐いくらいにリアルに描いてます。

私が衝撃を受けたのは、やはり武士達の自害のシーン。
懐刀で腹を切り、介錯してくれる人間が居ないので、自分で地面に刀を立てて喉を突く。。
侍が常に刀を二本腰に差している理由を、目の当たりにした。。
太刀は敵を斬る為の刀。
懐刀は自分を斬る為の刀。
この二つの覚悟を持っているのが「侍」という。
だからこそ、かっこいいんだよなぁ。。

現代では、安易に「サムライ」と名付けることが多いけれど、
もうちっと内面を気にしても良いんじゃなかろうか…。

そして、もう1シーン。
捕り物に追い詰められ、見知らぬ武家屋敷に自害するための部屋を借りるシーン。
「武士の情け」という言葉では片付けられないような理不尽な申し出に、
「分かりました。遠慮なくどうぞ」と言って部屋に通す屋敷の主。
なんというか、、本当に「侍」と言う人種は特殊だな、と。
でも、そこがまた日本人の「こうありたい姿」「理想」なんだろうなと感じました。

結末は、なんとも苦々しい最期となるのですが、
江戸開城で西郷隆盛一人が感慨にふけるシーンが「報われた」と感じさせます。

いや、なんだか「正しい侍」を見た気分。
今年は、時代劇の当たり年ですねぇ。

予告で見た「武士の家計簿」もちょっと気になってきた(笑)

男女逆転

2010-10-04 23:32:40 | 映画
また映画を見てきました。
ええ、、またです。。

かみーゆとガンダムを…ではなく!
「大奥」を見てきました。
本当に最近は娯楽が限られてるので、映画館に行く事が頻繁になったよ。。

素直に「面白い!!」と感じた、素晴らしい映画でした。
二宮和也さんのちょんまげ姿がすごくかっこいい。
男でも惚れるわ(笑)
阿部サダヲさんの三枚目ぶりは良い味出してて。この人は良い脇役を演じるよなぁ。

男の大奥という、異様な空間。
その中で男が男に想いよせて…なシーンがいろいろと。。。
特に佐々木蔵之介さんと玉木宏さんの絡みが…、あ、、足が…。。
他にも、
中村蒼さんの「お、思い出を…」のシーン。。見ててこっちが恥ずかしいわ(笑)

まぁ、そういうシーンばかりでなく、
二宮和也さんの役が剣の達人ということで、殺陣もあります。
介錯は武士の情け。かっこいいです。
案外と柴咲コウさんの出番が少なく感じたものの、彼女もまたかっこいいです。

カッコ良さと、ちらちらと撒かれた笑い。
最後のお目見えのシーンで、全員が黒い裃を着てて、中には頭を剃り上げている者までいる様子は
「皆、ゲン担ぎなのか必死なのか」と笑いがこぼれました。
最初から最後まで、素直に楽しめた娯楽映画でした。

原作を知ってたら、ここまで楽しめなかっただろうなぁ。
BECKが良い例。
マンガ原作の映画は、原作を知らずに見る方が絶対良いね。

悪人

2010-09-21 08:14:12 | 映画
ちょっと間が空いてしまいましたが…。
続いて「悪人」。

題名が指すとおり、悪人とは誰なのか?と考えさせる内容でした。
まぁ見ている限り、1番の悪人は被害者になった女性じゃないか?
と友人と感想を話しあってました。
まぁ見方次第ですよね。。
罪人はもちろん主人公である雄一(妻夫木聡)なんですが。

被害者の父役である柄本さんがとても印象的でした。

「大切な人のおらん人間が多過ぎる」
と、怒りと悲しみが混ざったような、何ともしがたい表情で言うシーン。
この言葉が胸をえぐります。
人を思いやる気持ちが希薄になっている。
思いやりの心は大切な人を想う気持ちと同じなのだと。
そう感じました。
そして、
笑ってごまかそうとする増尾と友人たちを、
仲間の一人が「ガシャン!」とガラスのテーブルを叩き割って制止するシーンが、
私に対しても「目を覚ませ」と言っているように感じました。


友人は、雄一のお婆さん(樹木希林)が印象的だったようです。
事件が発覚し、マスコミや周囲から厳しい目を向けられつつも、
自分が育てた雄一を信じ続ける様子が、、もう…。。

雄一が初任給でプレゼントしてくれたという思い出のスカーフを巻いて、
悪徳商法の事務所にお金を返してもらいに向かうシーンは泣きそうになります。。
切ない。。自分の親をこんな目には合わせたくないな。。

一生懸命に生きる人が、不器用ゆえに不幸を背負いこみ、
遊び回る学生や、老人を食い物にするようなヤクザがのうのうと笑って生きている。
それがとても悲しい。

大切な人がいれば、もっと他人を思いやれる優しい人間になれるだろうか。。
いや、もっと意識していないといけないんだよな。
居なくなってからでは遅いのだから。

BECK

2010-09-17 23:13:44 | 映画
「BECK」と「悪人」見てきました。

BECKは見ないって言ってたんだけどね…。
友人が見たいと言うし、だんだん、どれほど原作と違うのか確認しようと思い直して。

「BECK」は、原作をかなり駆け足で…いや、幅跳びでまとめてます。
そりゃそうだよね、2時間半じゃあ…、無理。

でも、全体的にはよくまとめたなぁと好評価。
メインキャストは美形揃いで、かつ、原作のイメージによくマッチしてるのはお見事。
原作を知らなければ、十分楽しめると思う。

ただ、最大の不満が。
コユキの歌声がね…。
最初は「原作と同じような演出だな!」と感心してたんだけど、
最後の最後まで口パクだけで終わってしまった。。
そりゃ、誰もが陶酔するような声なんてそうそうある訳じゃないし、
佐藤健の声では力不足なのは明白。
せめて吹き替えでいいから、声を入れて欲しかった。

これじゃ演出というよりも、声が見つからなかっただけ、と感じてならない。
不自然すぎる。
アニメではしっかりと表現してたのにな。

多分、コユキの声については賛否両論だろう。
想像を掻き立てられる深い演出と感じる人もいるだろうけど。。

あれだけ盛り上がってるライブシーンで、
突然無音になったり、声だけが聞こえなかったり。
それまでのヒートアップしたライブ演出が台無し。