goo blog サービス終了のお知らせ 

SUI_LOG

もうちょっと歩いてみようか

残念

2011-05-30 23:48:13 | 映画
「手塚治虫のブッダ」を観に行ってきました。

残念だ。ひどく残念だ。


原作をなぞっているのかな?
物語はシッダールタの誕生から出家までを描かれていますけど。

あまりにも、つまらない…。
単体の映画として完成していない。物語の盛り上がりも無い。
淡々と話が進んで、シッダールタが家出して終わる。
仏教の面白さも無い。

監督さんは何をやっているんだろう。
原作を少し曲げてでも、一つの作品として仕上げようよ。
エンディングは吉永小百合さんのナレーション頼みかよ。。
全て原作のままなら監督は「手塚治虫」だろ。。

まぁまず間違いなく続きの映画があるんだろうけど。
見る気はしない。
仏教は好きなんだけどな。。

疑う者

2011-04-19 20:57:26 | 映画
「ザ・ライト」見てきました。

なんというか、
宗教の恐さ・面白さを改めて気付かせてくれる、良い映画でした。

悪魔の存在を疑い、これは精神病だと叫ぶ主人公。
でも、次第に精神病だとは思えない真実に直面していく、というような感じ?

人の心の弱さや信仰を見失ったときを見定めるように、悪魔がとりついてくる。
そして、それを予感させるように演出されているのが、また恐い。

ちなみに、エクソシストの映画と言うと、かの有名な「エクソシスト」がある訳ですが。
それとは、まったく異なる趣向です。
悪魔に取り付かれた人間の奇行っぷりや、悪魔とエクソシストの戦いがメインではなく、
信仰を見失っている主人公の内面の苦悩・トラウマといったものが
全ての原点にして描かれています。

主人公を「(信仰を)疑う者」と称するのが何とも意味深いです。

「実話を基にした」と、あるけれど
まぁそこはそれを語った人物自身の脚色も多くある事でしょうし。話半分。
でも、それも含めて宗教は面白いです。
信心深い人には、本当に真実として映るかもしれませんしね。


まぁ「キリスト教」というとどうしてもコレを思い出してしまう私は、
やっぱりオタクなんだろうな、と思う今日この頃。

「我々をなめるなよ、邪教徒。
 キリスト教の歴史は戦いの歴史だ。
 異端審問と異教弾圧で屍山血河を築いてきた
 最強の世界宗教だ。」

アメリカのオタク

2011-01-20 22:32:59 | 映画
やはり日本の「ヲタク」とは出来が違うなぁ…。

「ソーシャルネットワーク」を見ました。

淡々と、
Facebookを創設していく過去と
訴訟中の現在を交互に映していくドラマ。
何の盛り上がりも無く、いつの間にか終わってしまい、
ちょっと物足りなさが残る。

でも、「いつの間にか」なんだよね。引き込まれる。
全体的に全員が早口。
会話が次々と進められていくので、派手なアクションは無いのに妙にスピード感がある。


SNSかぁ。
以前、大学の友人に誘われてMixiに入ったけれど、
友人との近況報告と、趣味が似た人のブログをいくつか見たくらいか。
さほど活用しないまま終わっちゃった。
今だったら、近所のモンハン仲間でも見つけられるのかな?

波動砲、発射!

2010-12-25 09:36:58 | 映画
「ヤマト」見てきました。

元のアニメをあまり知らないから
どれだけ変更が入ったのか知りませんが、
よくぞここまで長編アニメをまとめたなぁと感心します。

ただ…。
ひたすらに「自己犠牲」が連続して強調されていて、
見ていて若干イラッとしました。

多分、「永遠のゼロ」を読んだからだろうなぁ。

極限状態ではあるだろうから、選択肢が少ないというのは分かるけど、
あまりにも皆が「自分が死ぬから」をバトンリレーのように繰り返していく。。
最後なんてさぁ、、
それだけの宇宙戦艦なんだから、自動操縦だって遠隔操作だってできるだろ(笑)
まぁ、、
そういった自己犠牲の精神がカッコイイのは分かる。
でも、仲間も自分も生き残る道をもっと模索して欲しかったなぁ。
(ハリウッド映画に毒されてる?(笑))
元のアニメがそうだったのなら、仕方が無いけど…。


「ヤマト」よりも、その前に予告で流された「僕と妻の1778の物語」の方が感動してしまった。
正直、「病でもうすぐ死にます」的な恋愛ドラマは大嫌いなんですが。
これは見てみようと思います。

REDLINE

2010-11-26 22:55:04 | 映画
公開がもうすぐ終了!ということで慌てて見に行きました。
「REDLINE」

いやぁ、予想以上に面白かった!!
レースという明確なストーリーの骨格があるので分かりやすく、
レーサー達の演出はとてもファンキー!

音楽もかなり良くて、これならサントラCD買おうかな、と思う。

でも一番に面白いのが、
CGを使わずに全て手書きのアニメにこだわったデフォルメかな!

スピードアップを表現する時の空間の歪みが、見ていて心地良いくらい楽しい。
「いくぞーーーっ!!」って絵が訴えかけてくる。
確かに、
これがアニメの醍醐味だよな。


この作品と逆の事をしたアニメを知ってる。
「.hack//G.U. TRILOGY」だ。
これはフルCGで描かれているんだけど、マンガやアニメのような迫力を出すために、
かなりCGの骨格を歪めて表現したらしい。

ピクサーなどの、アニメでリアルさを追求して描かれる海外のCGアニメ映画。
その逆に、手書きによる「歪み」で絵の表情を魅せる日本のアニメ映画。

どちらも素晴らしいね。