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SUI_LOG

もうちょっと歩いてみようか

おおかみこども

2012-08-14 07:31:40 | 映画
「おおかみこどもの雨と雪」観に行きました。

ダメだ…歳のせいか、涙腺が弱い。

母親の花を中心に物語が描かれているので、なんかもう、、
子育ての大変さがひしひしと伝わってくる。
病院にも周囲にも頼れず、ひとりだけで育てる。想像するだけで恐いわ。。
そしてそれを笑顔で乗り越える姿がもう、、(涙)

花が雨に最後に呼びかけた言葉
「しっかり生きて!」

親って強いなぁ。


↑の言葉が印象に残ったなぁと帰り道に考えてたら、
そういえば「サマーウォーズ」でも
お婆ちゃんの「あんたならできるよ」がすごく印象深かったのを思い出した。

「ドラゴン・タトゥーの女」

2012-02-13 23:01:12 | 映画
映画「ドラゴン・タトゥーの女」を観てきました。
う~ん。
R15!!エロ。グロ。注意!

まぁ、こっちまで痛く感じたのは、
麻酔なしで適当な針と糸で額の傷を縫ってたところですが…。
痛ったぁぁ・・。

内容的には、見事にヨーロッパ人向け。
ナチとか聖書の引用とか、
私にはパッとしなくて、難しかったよ。
私が欧米人だったら、すっごく面白く感じただろうな。

観てて思ったこと。
①ミステリーって「冬」が似合うね。
 雪に包まれた暗めの情景って、すごくミステリー感を煽るわ。
②ダニエル・クレイグの着てるネイビーのカウチンニットがすっげーかっけー!
 来年買おう!

「アントキノイノチ」観てきました

2011-12-04 01:19:14 | 映画
ちょっとラストが好きじゃないけど。
でも、とても良かったよ。
「アントキノイノチ」

遺品整理業で出会った、つらい過去を持つ2人のお話。
ちょっと「おくりびと」を思い出した。
物語の主題は全然違うけど、雰囲気が少し似てる。

とくに印象に残ったのは、
「私は、、ちゃんと生きたい」
涙を流しながら、こぼれた言葉。
つらい過去に、失った命に、引きずられて押し潰されそうになる気持ちが
グサグサとこちらに突き刺さってきた。

作中の折々に、自分にも当てはまるような訴えや叫びが見えてきて
余計に引き込まれた。
いじめに対する主人公の訴えは特に。

山岳部の写真。
ああ、そりゃ壊れるよな。。。
先生の話は、一見、美談っぽく感じた。
でもそれは、
いじめの事実を周囲がずっと知っていて、
それでもなお、見て見ぬふりをしていたという決定的証拠だったから。


私も海で、観覧車で、無性に叫びたくなったよ(笑)
「わあぁぁぁーーーーっ!!」
「元気ですかーーーーっ!?」

コクリコ坂から見ました

2011-07-21 00:23:56 | 映画
前作でいろいろ酷評を受けた監督さんですが。
それを踏まえてか、今回は受け入れやすい世界観で安全策?

「コクリコ坂から」

昭和ノスタルジーって感じですかね。
どこか懐かしい感じで、古き良き時代を見せてくれます。
ホント、人がみんなこんなに真っ直ぐな人達ばかりだったら、
どれだけ誠実に生きることが楽しいだろうか。
学生運動なんて、今の日本ではもう絶対にあり得ないだろうな。。

恋愛ドラマの中心となる主人公の松崎海と風間俊。
新聞の手伝い、カルチェラタンの清掃と、徐々に触れ合う機会が増え、
親密になっていく過程が、自然に描かれていて見ていて安心できた。

特に海はキャラとしての魅力が高い。
テキパキと家事をこなして下宿の切り盛りをし、
しっかり者の姉として妹の面倒を見る。
カルチェラタン保護活動の立役者として才気を振るう。
でも、けっこうなファザコン(笑)。
まぁこの作品においては「父親」が重要なキーワードになっているので、仕方ない。


最後の、父親の友人の言った言葉、
「死んでいった友人の子供が、会いに来てくれて…」
は、泣けた。。
ここは主人公たちではなく、このおじさんの方に感情移入。
そりゃ泣けるほど嬉しいよな、うん。


いろいろと前評判はそれほど良くない作品ですが、
もったいない。
なかなかに素晴らしい作品です。
私的にはハガレンよりも楽しめたかな。

鋼の錬金術師見てきました

2011-07-16 18:55:57 | 映画
絶賛公開中の「鋼の錬金術師」の映画を見てきました。

本作の11巻あたりの話、という設定らしい。
そんな訳で映画を見ると11.5巻が貰えます。
まぁ映画と本作の中継ぎって感じ。

物語としては、本作に影響が出ないようにホムンクルスは一切出ません。
未知の錬成陣につられて、ホイホイとエルリック兄弟が国の騒動に飛び込んでいく感じ。
賢者の石がキーアイテムになっているんですが、
ずいぶんと桁外れな事をしでかします。
なんだか貴重なはずの賢者の石が、安売りされてるように感じて、あまりいい気がしない。

エルリック兄弟は賢者の石の正体を知り、それを使って自分の身体を取り戻すのをやめた。
でも、ミロスの人たちは。
日々、目の前で子供までもが死んでいく苦境の中、
自分の命を、多くの人々の命を犠牲にしてでも、ミロスを取り戻したい、安息を手に入れたいと願う。

そうした命の価値を問うお話をするあたりは、さすがハガレンだなと思いました。