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羽毛田のブログ

Team Limit Break Woraksによる山岳フライト、そして様々な冒険への挑戦の記録。

妙義山から榛名山を目指して

2014年06月03日 | 通常フライト
日時  :2014年5月24日
エリア :妙義スカイパーク
使用機体:OZONE MANTRA6

今日は、気圧配置からして絶好なコンディションが期待されたため、パラ仲間のT氏と妙義山から榛名山へのXC(クロスカントリーフライト)を計画した。

早朝、榛名PGPに私の車をデポ。途中降ってしまう事も想定し、安中榛名駅に自転車をデポし、妙義スカイパークへ。

妙義に到着するとすでによい風が入り始めていた。空中での連絡体制を万全にするため各自無線機を2台装備し、チェックを済ませ、いざテイクオフ!



榛名PGPを目指すルート。左奥に見えるのが榛名山。中央やや右側、尾根中腹のやや開けた場所に安中榛名駅。



風向がころころ変わり、サーマルも渋いが+600m(標高1200m)上げ妙義の白雲山へ。妙義は日本のドロミテと形容されるが、岩壁沿いに上げていくのは、かなりの迫力で緊張を要す。



白雲山を北側から撮影



白雲山頂から裏妙義、遠くに浅間山



岩壁の様子



妙義湖


まとめ :結論的には、標高1300~1400mあたりに逆転層があり、+800ゲインの渋いコンディションでは榛名へ突っ込んでは行けなかった。
仕方ないので、渋いコンディションでも粘り強く飛ぶフライト練習に切り替え、3時間半のフライトとなった。榛名を目指すなら、できれば、標高で1800mはほしいところだ。近いうちにリベンジだ!

アルプス縦走フライトへの挑戦

2014年05月16日 | 通常フライト
年月日 :2014年5月4日
エリア :木崎湖フライトパーク
使用機体:OZONE MANTRA6

 先週、準備不足により絶好のアルプス縦走フライトのコンディションを見逃してしまったため、今度は準備を整え再び木崎へ。気象条件は、移動性高気圧に覆われ、後立山連峰の3000m付近は穏やかな予想が出ている。グローブもヒートグローブを用意し、3000m越えでもへっちゃらだ。

Face Bookの情報で久我さん達のグループが白馬主稜を登っているとのこと、私は空から白馬岳を目指し、皆さんと山頂で会うことを最終目標とした。

本日は、絶好なコンディションが予想されたこともあってか、木崎の駐車場は満員御礼状態。空が薄曇りなのが気になるが、いざテイクオフ。



テイクオフ上空で粘るものの、いいサーマルが2100mを超えたあたりから、スーッと消えていく。どうやらこのあたりに強い逆転層があるようである。しかし、アルプスに取り付けさえすれば、斜面沿いに上がるサーマルで逆転層を抜けられる可能性がある。とにかく行ってみるしかない。写真は目標の爺ヶ岳。予報通り、山頂付近は穏やかそう。



単独で尾根に取り付く。思っていた通り、この尾根沿いはサーマルが収束しており、難なく上げられる。
尾根沿いにはテントがチラホラ見えていた。



写真では分かりずらいが、間近で飛ぶと凄い迫力なのである。


尾根沿いで粘るが、どうしても逆転層を抜けられず、爺ヶ岳をトップアウトできない。徐々に渋くなってきたため、木崎テイクオフへ戻ることにした。戻る途中、3機とすれ違う。その内2機はグループソアリングでかなり低めに突っ込んで行った。

 木崎のテイクオフ上空で、すれ違った3機を観察する。その高度まずいんじゃないかと思っていた低く突っ込んでいた2機はグループソアリングの利点を生かし、なんとか上げ返していた。しかし、やはり3機とも逆転層を抜けられず、爺ヶ岳の手前で四苦八苦していた。
 徐々に日が差してきたこともあり、コンディションの好転が期待されたため、私も再度上げ返し、アルプスの尾根へ。そうしたら、3機が戻って来て、再びすれ違う。折角4機で逆転層突破への道を探そうと思っていたのに・・・再度単独でのトライとなった。

再三試みたが2300mを超えたところが本日の限界。逆転層突破し、爺ヶ岳トップアウト~鹿島槍を経て、白馬岳を目指す後立山連峰縦走フライトは叶わなかった。

その後、木崎湖へ戻り、横断。上げ返し、青木湖へ向かう。



青木湖の様子。



青木湖到着。ハート型~



木崎湖へ戻りランディング。なんだかんだで3時間半のフライトであった。前に乗っていたDクラスのNOVAトリトンより、確実に空域が広がっているのを感じた。


まとめ :本日のフライトにおいてハーフアクセル、リアライザーコントロールなしのトランジット中、不意の乱流に右翼を突き上げられ、左翼が潰れた。潰れた量は4割程。潰れた際の挙動特性としては、激しくシューティングするような傾向はなく、普通に押さえていれば、素早く通常滑空に戻る。しかし、しかしだ。翼端がクラバットしてしまい、こいつがなかなか元に戻らない。バテンがラインに引っ掛かっているような感じだった。バテンで補強されたグライダー故の欠点ではなかろうか。
 今回ラインに絡んだ量がフライトに大きく影響を及ぼす程ではなかったからよかったものの、大きく潰れ、グライダーの1/3以上が絡んでしまったとしたら・・・恐らく、通常滑空しながら回復させることは不可能と思われる。そうなってしまった場合、周囲の安全を確認後、フルストールに入れるか、回収しやすい場所でレスキューを投げるしかない気がする・・・改めて、このグライダーによるフルストール訓練の必要性を感じる出来事となった。

 でもまぁ、一番重要なのは大きく潰さないことだから、アクティブリアライザーコントロールはしっかり行おうと思う。

 久我さん達に合流できなかったのが残念である。しかしながら、アルプス山岳フライトへの一歩を踏み出すことができた。気象情報をしっかり把握し、穏やかなコンディションを選びさえすれば、アルプス縦走フライトと言えども、無暗に恐れる必要はないと感じた。今後も、後立山連峰縦走山岳フライトの可能性を模索していきたい。

2014GWの旅 長野県木崎湖編

2014年05月15日 | 通常フライト
年月日 :2014年4月27日
エリア :木崎湖フライトパーク
使用機体:OZONE MANTRA6

2011年河口湖、2012年中禅寺湖、2013年琵琶湖と、ここ数年GWには湖の近くで飛んでいる。今年は長野県にある木崎湖にやってきた。昔、マヌーバー訓練をした慣れ親しんだエリアである。



テイクオフからの風景。



M6とのコンビネーションを上げるため、荒療治ではあるが、春の強いコンディションの中、いざテイクオフ!
グネグネ、ウニウニと突き上げられる荒れ荒れな空域もあり、まったく気が抜けない。流石に春のコンディションだ。



振り返ると、後立山連邦が聳える!写真はおそらく鹿島槍ヶ岳。



標高2300m、爺ヶ岳の尾根に取り付くことは十分可能な高度だ。アルプス山岳フライトができれば最高であるが、おろしてまだ二日目のグライダー。十分に慣れているとは言い難い。ましてや、あの山容!無暗に突っ込む気にはなれない。さすがに今回は自重した。



無難に木崎湖一周コースへ。



右上にランディングゾーンあり。



大町方面



我が愛機!


まとめ:本日のフライトで、春のコンディションに大分慣れることができた。また、このクラスのグライダーは、走る際にはアクティブリアライザーコントロールを行うのだが、確かに、リアライザーコントロールのほうが、ブレークコードによるコントロールより、不要なピッチングも出ず、速度や滑空比を落とさずに巡航できていることを確認できた。
 そもそも、アクセルを踏みながらブレークコードでコントロールすること自体矛盾しているし、多少荒れたぐらいの空域であれば、アクセルを抜かずにリアライザーコントロールで巡航できる事は理に適っていると感じた。

今日は、タンデムでアルプスに取り付き、3000mを超え、爺ヶ岳~鹿島槍~五竜岳をフライトされた方がいらっしゃった。
その方にお話しを聞いたところ、やはり、事前に3000m付近の気象条件を十分調べてきていて、確信をもってアルプスへ取りついたとのことであった。
 また、鹿島槍山頂付近は東風1mと非常に穏やかであったとのこと。通常3000m付近でそのように穏やかなコンディションは稀であるから、今日という絶好なコンディションを見逃した私の準備不足に反省である。

次回は、十分な準備を整え、アルプス縦走フライトへ挑みたい。

マントラ6初おろし

2014年05月15日 | 通常フライト
年月日:2014年4月26日
エリア:生坂スカイスポーツ公園
使用機体:OZONE MANTRA6

今日は飛び慣れた生坂にてM6の初おろし。最近の休日はクライミングに集中していたため、飛ぶこと自体が久しぶり。
したがって、まずはグラハンでグライダーの感触を体になじませていく。

グラハンの印象は、立ち上がりが少し重く(遅く)、頭上安定がしっかりしていると感じた。かなりイージーな部類ではなかろうか?昔試乗機で感じたデルタやM4の方がもっと軽くて速く、難しかったような・・・これもバテンの影響だろうか??

グラハンでグライダーとの一体感が出てきたところで、コンディションが安定してきた。さぁ、いよいよM6での初フライトだ。




テイクオフ!広がる風景



右側に流していく。第一印象は、とにかく軽い。スイスイ上昇していく!また、M4で感じた重さが全く感じられなかった。



生坂テイクオフ。コンディションは最高でどんどん上がる!生坂マジックの始まりである。夏場の生坂マジックと違ってかなり強め。なぜか他のフライヤーはテイクオフで見てるだけ。この時間帯、生坂の空を独り占めだった。

 トップランを試みたが、M6は飛びたい、飛びたいと言っているようで、なかなか下ろしてくれなかった。今日のテイクオフのコンディションでは、常に上がっていこうとする状態で下ろす必要があるので、非常に難しい。少しでも下降してくれると下ろすのは楽なんだが・・・即ち、下ろすためには、上昇する以上に下降をさせてあげなければならない。

 飛びたい飛びたいと駄々をこねるM6、荒れてはいないが強めのコンディション。深いターンを入れれば、下降はするが、それだけスピードも出る。トップランするためには、そのスピードを強めの風でうまく相殺させる必要がある。まだ十分に慣れていないグライダーでこれをやるのは結構リスクがあるのだ。

何度かトライし、無事トップランに成功!



コンディションは多少強めだけど良い感じ。しかし、地元フライヤーは、なぜか帰っていく。テイクオフでグラハンをしていると、白樺湖のパラスクール校長が飛ぶというので、私も再度テイクオフ。アーベント発生でどこでも上昇帯のような飛び放題コンディション!そう、これを期待していたのだ!!

写真は桜仙狭。ここに咲く桜は鳥たちの営みによって生まれたものとのこと。



明科方面。どこまでも飛んでいけそうな感じだ!



初おろしということもあり、校長たちが見ていてくれているので、大人しく帰還する。


まとめ :スピードや滑空比、浮きの良さといった飛行性能は言うに及ばず、適度な頭上安定性によるテイクオフのし易さ、重さを感じない思い通りの旋回性、荒れたコンディション下でのスタビリティ、アクセル使用時における気流情報のフィードバック、ランディング時の低速の粘り等、Xアルプスチャンピオンのクリーゲル・マウラーを含むオゾンの開発陣が妥協なく作り上げたM6。その性能は本物だった。個人的には、あらゆる場面、速度域において、引き出しやすく安心して使える性能こそ真の高性能と考えている。そういう意味で、現存するグライダーの中で最も高性能なグライダーとして候補に挙げられるグライダーだと思う。

 気付いた点として、翼端折りを試みたが、内圧が高いせいか、なかなか折れない。また、折れてもその維持ができなかった。緊急下降の手段としては、スパイラルが良いだろう。

初おろしが無事終了しました。M6との相性はなかなか良さそうです!生坂エリア、そして見守ってくださった阿久津校長、千葉さん、ありがとうございました。

2013GWの旅 Part.2 (京都京北エリア編)

2013年11月05日 | 通常フライト
年月日 :2013年5月5日
使用機体:OZONE ADDICT

伊吹山フライトの翌日も西風予報。びわ湖スカイパークでのフライトは見送り、京都市右京区にある、スカイエリア京北にでかけた。この日は、関西でクロカンの日本記録が更新(岡山県真庭市から兵庫県篠山市まで160.2kmをフライト)された日でもあり、関東以南では、スーパーコンディションとなったエリアが多かったようだ。

 
良く整備されたきれいなテイクオフ。



今日のコンディションに期待して。



いよいよフライト開始。







テイクオフを上空から。



絶好のサーマルにのり、一気に標高2000m超えへ。







京北エリアの様子。



霞んでよく見えないが、おそらく、琵琶湖方面。足のあるグライダーで、今日のコンディションならば琵琶湖へのクロカンも十分可能そうである。ただし、途中に降ろせそうな場所は一切見当たらない。



サーマルポイントも豊富でクロカンの高いポテンシャルを感じるエリアである。



見事なクラウドストリート発生。


まとめ:この日は、標高2100m(2000mを超える日はめったに無いとの事)、途中手が冷たくなって、降ろそうと思ってからどんどんコンディションがよくなり、結局4時間半フライト。空域全体が上昇帯なんじゃないか?と思うような時間帯もあった。まさにスーパーコンディションな一日であった。初めて来て、スカイエリア京北のポテンシャルを存分に味わってしまった幸せな日であった。
 快く飛ばせて下さったパラグライダースクール京北の皆様、そして、お世話になったびわ湖スカイパーク山口校長、ありがとうございました。