キャリアって?

キャリアコンサルタント検定に合格と同時期に転職。しかし、なんだかミスマッチ...。さてどうしたものか。

始まりました、若者自立塾PART7

2005-09-03 00:31:16 | 南セントレア・キャリア・ヴィレッジ
9月1日、いよいよ私の正式スタッフとしての生活が始まりました。緊張です。
2日間彼ら塾生と共に過ごして感じたことが3つ。
1.見本どおりに仕上げるということが苦手な人が多い。 
①リーフレットの所定の位置にシールをはる作業をしたところ、かなりずれた場所に貼っていましたが、それを指摘しましたところ修正は出来ましたが、自分で「ここが基準位置だな」と考えずに作業したようです。
②パソコンでワープロ仕事をしてもらいましたが、出来上がりの大きさが見本とかなり違っていました。まだ、ワープロソフトを使いこなせていない事が理由の一つですが、「こうしたい」と思えば質問なり調べるなりの行動が次にあってしかるべき。
 いずれの事例でも、指摘すれば理解でき、そのようにやろうという努力を見せてくれます。今後同様の場面では、自分でそこまで考えられるようになってくれれば大きな成長です。吸収してくれたかな、、、。
 
2.体験不足な人が多い。
 全員、ここに来るまでおにぎりを握った事がない。「全員」というのには驚きました。

 彼らにとっては、親元を離れ生活する事で、今まで当たり前に段取りされていた事が自分で段取りしなくてはならない事ばかりで、玉子を割るのも新鮮な体験のようです。

 こう書くと、相当問題ありと感じる面があるのですが、ほとんどの塾生が「何とかしよう」と前向きに頑張っています。結果、一日ごとに成長しているのは間違いありません。なかには入塾2週間で、デイサービスへの就職を決意し始めている塾生も出てきました。先程のパソコンの例に出てきた塾生も休憩時間のほとんどをパソコンの操作習得に充てています。かなり入力は速くなりました。
3ヵ月後、自信を持って卒塾できるようスタッフとしてしっかり見守っていきます。