一瞬のいま

生涯一教師のあゆみ

本氣になると

2008年06月29日 | 教師修行
 ◆特訓効果
 「なんこれ」、「10マス計算」
 2分切れない子は、特訓開始(笑)
「2ヶ月半たったのに、2分を切れないのは努力不足です」
「今日から特訓します」

「2分を切る」レベル、それほど難しくない。
 ちょっと努力すれば、達成できるレベルである。
 1日プリント1枚では、練習しないに等しい。
 「練習になっていない」のである。

 特訓するときくと、真剣になる。
 ・休み時間
 ・放課後
 焦った子どもたちは、自主練習を始めた(笑)
 今までと、顔つきが違う。
 真剣になってきた。
 もっと早く練習しろよ(笑)

 1日の練習でクリアした子がほとんど。

 本氣になると、ほとんどの課題がクリアできる。
 あっという間に。

 しかし、なかなか本氣にならない。
 子どもだけでなく、教師も。

究極の素質

2008年06月29日 | 子どもを伸ばす
 水泳指導
 ポイントを押さえて指導すると、短時間に上達する。
 泳ぎががらっと変わる。
 ただし、素直にやらない子は変わらない。
 ・素直に聴く→その通りやってみる
 上達のステップである。
 「素直に聴いたのだが、できない」ならわかる。
 多くの場合、「素直に」聴いていない。
 「素直に聴く」は、才能かもしれない。
 素直が一番。

究極のバランス

2008年06月29日 | 教師修行
 ◆線
 A小祭りの準備。
 準備に、やたらと時間がかかる。
 段取りの悪さ、手際の悪さ…
 私が仕切れば、あっという間にできる。
 しかし、それでは子どもは育たない。
 試行錯誤をくり返しながら、子どもは成長する。
 失敗、大いにけっこう。
 ただし、限界もある。
 無尽蔵に時間を使えるわけではない。
 どこまでまかせるか
 どこまで指導するか
 その線が難しい。
 境界線である。

 今回は、
  まかせる 9割
  指導   1割

 「九一の指導」をおこなった。
 ほとんど子どもたちにまかせる。
 「これは」というところだけ、指導した。

 状況、子どもの育ち、取り組みその他いろいろ。
 「まかせる」「指導する」の割合が変わる。
 ようは、バランスである。

 ヤジロベエのように、バランスがとれていればいい。

二極のかかわり

2008年06月25日 | 子どもを伸ばす
水泳指導をする。
蹴伸びを中心に、指導する。
 ・フォーム
 ・脱力
 ・呼吸
重要な要素を入れての指導である。

子どもたちは、どんどん上達。
短時間にぐんと伸びたので、驚いていた。

自由遊泳の時間には、子どもたちと水中プロレス。
何人を投げただろうか。
いつもは腰が低い私。
今日は、腰が痛い。

水泳指導は、教師としての関わり。
自由遊泳は、人間としての関わり。
両サイドからのアプローチをしている。

夜明け前

2008年06月25日 | 教師修行
究極のアンバランス状態が続いている。
昨日、図書室掃除をしながらふざけていた子もいた。
今日、全体の場で注意。
注意されたばかりだったのだが…
階段掃除の男子3人がふざけていた。
そのうち2人は、最後までふざけていたという。
早速呼ぶ。
掃除をさせる。
よくなってきたのだが…
このところ以前に戻っている。
「夜明け前が一番くらい」
状態か?

先を読む力、流れをつかむ力

2008年06月24日 | 必要な力

10マス計算
  ・かけ算 1列ずつ。
  ・たし算、または、かけ算 連続
  終わった子から、図工の準備をして廊下に並ぶ。
  連続技である。
  次が専科の場合どうするか。
  終わったら→用意をする。→廊下に並んで待つ。
  先を読んで行動。
  一連の流れで行動させる。

  先を読む力、流れをつかむ力
  重要である。

指導の手順

2008年06月23日 | 匠の技
水泳指導が始まった。
私は、平泳ぎができない子を担当することになった。
普通は、カエル足から教える。
私の場合は違う。
まずは、イメージづくりである。
25メートルを、6かきくらいで泳ぐ。
蹴伸びの状態が長い。
・蹴伸びの状態が基本
・できるだけ蹴伸びの体勢を維持する。

その次は、腕のかきと呼吸である。

四六時中

2008年06月22日 | 教師修行
若い頃からそうであるが…
何をするときも、教育のことを考えている。
「どうしたら子どもが伸びるか」ずっと考えている。
テレビを見ているときも、風呂に入っているときも、寝ているときも。
コンビニに先駆けて、24時間営業なのである。
考え続ける。
実践する。
また、考える。
また、実践する。
それをくり返していると、あるとき、ぱっと開ける。
明かりが見えるのである。

子どもを伸ばすアイディアが見つかる。
  ↓
すぐに実践する。
  ↓
子どもが伸びる。

考え続け、無意識になったとき、ひらめく。
ひらめきは、いつくるかわからない。
トイレに入っているとき、風呂に入っているとき
夢の中で、授業中、飲み会の席で…

私は、ひらめきを待つ。
降りてくるという感じである。

とことん考え、苦しまないと、ひらめかない。
私の場合。

今、新しいことがひらめいた。
これから、「形」にしていきたい。

似て非なるもの

2008年06月22日 | 子どもを伸ばす
今、若い人から相談を受けることが多い。
多くの人は、あせっている。
「いえ、あせっていません」
といっているが…
あせっているのは、みえみえである。

はやく「形」にしようとすると、あせる。
私でさえそうなのだから、若い人はなおさらだ。
たとえば、次のようなことである。

いい学級は、「子どもが教師の掌にのっている」

若手教師は、「子どもを掌にのせようとしている」

この違いである。
「のせようとする」とのらないのが人間。
知らないうちに「のっている」のがいい。

では、どうしたらそのようになるのか?

テンポ

2008年06月15日 | 匠の技
学校公開が終わった。
参観者がびっくりしたのが、私のテンポ。
圧倒的に速い。
せかす速さではない。
一つひとつがきびきびしている。
メリハリがある。
無駄がない。
などなど。
・余計なことをいわない。
・ポイントを明示。
・指示が短い。
・練習時間が短い。
などなど。