3月28日
神社は、宗教法人。会計年度も定まっていますので、この時期は、決算前の会計処理でバタバタ。
山火事が続いていますね。
岡田米夫氏の書籍で『皇大神宮儀式帳』では「火」の罪について記載があったことを記憶しています。
大祓詞にでてくる「ここだくの罪」(その他たくさんの罪)、人々への災いは、鳥や昆虫という疫病の災いなどを含め、火の災いも罪であることが窺われます。
本居宣長は『古事記伝』で伊邪那美命が黄泉国の竈で食事したことについての解説の中で「あなかしこ万の禍は、火の穢るるから起るぞかし、禍の起るは、此の黄泉の穢より成り坐る禍津日神の霊なり、火穢るるときは、此神ところ得て荒ぶる故に、万の禍おこるなり、神の道に志さむ人は、由なき漢意を捨て、よく此れを思ふべきことぞ、かかれば、民を撫、世を治むには、先づ天の下の火を忌清めて、神の御心を取り奉るべきものぞ、さて今此に如此(かく)申し給ふは、族離(うがらはなれ)がたき御心は坐坐して、又此の世に還坐(かへりざ)まほしくはおもほしめすものから、此の黄泉戸喫(へぐひ)の穢によりて還坐こと不能るよしなり、此の御言をよく味ひて、あなかしこ火の穢をなほざりにな思ひなしそ」と述べています。
神社神道がおかしくなっていることと連動していたりするかもです。
人々はそのことに気が付き始めているのではないでしょうか?気が付かないのは・・・・・ifかして
東日本大震災の後、現地で毎年、大祓が行われていることを仄聞しますが、火の罪についても大祓が必要かもしれませんね。
お知らせ
杉森神社のイメージキャラクター 全国の神社の氏神さまのイメージキャラクター
近々の祭典・行事予定
※祭典は、どなたでも参列できます。神社ファンの方、是非、参列経験をしてみましょう!ご希望の方は、御一報いただければ幸いです。
4月 1日 午前10時 月次祭
4月 3日 神武天皇祭遙拝式