杉原淳子のWebLog 『Junkoの部屋』

2006年4月開設の大阪学院大学ホスピタリティインダストリー研究所の準備室担当スタッフに!さぁ忙しくなるぞ!!

地域資源の活用!シーガイアから!(^0^)v

2005年03月16日 | Weblog
3月9日(水)、Junkoは、シーガイアのプレゼン(2005 ミーティングプラン発表)に行ってまいりました。

スターウッドとのジョイントプレゼン!最初に、スターウッドが運営している世界のホテルが紹介され、ついで、シーガイア(フェニックス・シーガイア・リゾート)のプレゼンが!

3月9日ウェスティン大阪

●自然豊かな地域の特徴を生かした商品の数々。なかでもLuxury Grande(最高級の寛ぎ)をテーマにした「松泉宮」スパは、日本的情緒(温泉)とアジアンテイスト(エステ)が見事に融合された寛ぎの空間!

「松泉宮」のアイデアは、地元出身のホテル社員からだとか、地域を一番知るのは地域住民だというこでしょうね。

松泉宮 エステ

●ITを駆使した3000人収容の国際会議場!

「WOWワールドコンベンションセンターサミット」、シアタースタイルの日本最大のホワイエは、2603㎡、1088席で、世界150カ国同時通訳可能(9ヶ国語)。

最大2000人収容(スクール形式では1200席)できる常夏の楽園オーシャンドームでは、企業の運動会はじめ、NYジャズナイト、ジャパネスクなどイベントパーティも可能。

●エンタテイメントは、「ひむか宮崎」(ひむか神話街道)のポイント地点として、夜神楽、宮崎太鼓など地域の祭りを取り入れ、かっぽ酒コーナー、焼酎コーナーなど地域名産のドリンクコーナーも設置されている。

●そして、世界的に評価の高い4つの国際級ゴルフコース。有名なダンロップフェニックストーナメントが開催されるフェニックスカントリークラブをはじめとする各コースが準備されている。

ただ・・・・、こうした説明、世界的なプロがプレーするビデオを見ながら、なんだか、ゴルフがさらに遠くなったような気がしたJunkoでした~!(>0<)

3年前、外資系企業が運営をはじめた頃、大阪学院大学教授仲谷秀一先生がNHKテレビ特集でお話なさっていらした、日本のゴルフカルチャーの変革、つまり欧米のように高齢者も、家族も、もっと気軽に楽しめるセルフカートによる、カジュアルなゴルフスタイルが、まだまだ提案できていません(トム・ワトソンコースでせっかくやっているのに・・・)・・・・!(>0<)。

ゴルフコースからシェラトングランデ

セルフカート

これでは、ゴルフがあらたな地域集客、ホテルの利用増につなぐのは難しいのでは・・・、レジャー施設、そして自然の恵みのマーケティング・コラボレーションも、価値半減!!もう一息ですから、ひとふんばりでしょうね。

MICEであろうと、個人のリゾート利用であろうと、シーガイアでどう過ごしたい、どう使いたいのか、バーチャルなストーリーにしてシナリオを書いてみる。そうすると経営も、社員も、お客様も、ご紹介いただくエージェントさんも、「あぁ、なるほど!」と納得できるのでは、これって仲谷教授の得意の手法ですが・・・・広報の妙味ではないでしょうか!!ガンバレ広報!!

シーガイアの端から端まで10km。大阪で言えば、新大阪から天王寺まで!この巨大施設を経営する責任者は日本人、総支配人も日本人。豊富な地域資源、地域を知る社員、あとはカルロス・ゴーンも言っているように「経営とリーダー」がやるだけ!“日本”、“地域”に目を向け始めたシーガイア!!!!

地域を制するものは、日本を!そして世界を制する

みなさんも一度、シーガイアへ!!!!(^0^)v






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2 コメント

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ホテルのスタッフは知っている。 (Daibajin)
2005-03-16 20:15:19
杉原先生



レポートを関心をもって読ませていただきました。



「シーガイヤでどう過ごしたい、どう使いたいのか。。。」

お客様の使い方をちゃんとみているスタッフがいます。

進化したお客様は、本当に実のある旨い使い方をされています。そのことにホテルが気づくかどうかだと思います。



ホテルも「箱貸し」はいまだに重要ですが、そろそろ「ホテルからの発信」も不可欠な時代になったと実感します。



私の周りでは、「戦略会議」にホテルを利用される企業様が増えてきました。収益の柱になるには時間がかかるでしょうが、ホテルの今後のあり方を示唆しているように思います。



ホテルのスタッフに気づかせ、そして意見を吸い上げる、大事なことですね。



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現場からの発想!(^0^)v (Junko)
2005-03-16 23:35:03
Daibajinさま!早々に、コメント賜り、ありがとうございます!スタッフの方々に気付かせ、意見を吸い上げる!!!!そのとおりだと存じます!!!!ですが、いざ実行しようとすると、なぜか、難しくて最近話題のS社ではございませんが、多くの場合、スタッフは顧客をみているようで、上?をみているような気がいたします。そのような職場環境でスタッフの意見を吸い上げるのは、ちと難しいような気もいたします。形としてそういう機会はあると存じますが、その機会がうまく機能していないのではないでしょうか?また、縦も、横も、なんだか風通しが悪いようで~個々のホテルによって状況は異なるのかもしれませんがでも!スタッフのことを誰よりもよくご存知のDaibajinさま!今後もますますのご活躍をお祈り申し上げます!!!!
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