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川越 三芳野神社

2010-12-13 | 歴史探訪

先日、喜多院に行った際に、三芳野神社にも寄って来た。
ここの、参道入り口にある銀杏の木も立派で、金色に輝いていた。

 

三芳野神社は、童謡 通りゃんせ の舞台となったところで、天神様の細道の奥には、徳川家光の代に造営された社殿がひっそりと建っている。




造営後、天海上人を導師として遷宮式が行われ、ここも徳川幕府直営社となった。
ここにも、家光→天海ラインの影響が伺える。


天神様といえば、もともと、天神=雷神で、いわゆる雨をもたらす、農耕の神様という意味だが、菅原道真が藤原時平の陰謀で大宰府に飛ばされ、その地で亡くなり、そのあと京に疫病が流行ったり、飢きんにおそわれたり、醍醐天皇の皇子があいつで死んだ事から、道真の祟りを鎮めるために、朝廷が建てたのが、天満宮(天神様)の発祥といわれている。
鎌倉時代以降は、天神様=学問の神様とよばれ、今日の合格祈願の神様へと繋がっている。


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4 コメント

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勉強に成増 (主審)
2010-12-13 12:09:20
ほほぅ。

三芳って関越道でPAのある三芳でしょうか?
川越方面深いっすねぇ。

勉強になります。
板橋区成増

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その通りっす! (やま)
2010-12-13 13:11:06
平安時代、川越は 入間の郡三芳野の里 と呼ばれていたそうです。今は、川越と入間郡三芳町と分かれていますね。
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朝霞ら勉強させていただいて (魂のヨシ)
2010-12-13 13:25:16
三芳...私もパーキングエリアのだと思ってましたがGoogleで調べたらニア蔵造りだったんすね。
ストリートビューで見ましたらあの近辺の撮影日が曇り空...せっかくなら晴れで撮って欲しいっすよね...関係ないか(^^;

天神=雷神...いい蘊蓄聞きました。
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検閲 (やま)
2010-12-13 13:46:21
>よっさん
そうなんですよ。川越、ふじみ野、狭山、そして三芳近辺、伊勢物語 の頃は三芳野の里 と呼ばれていたんでしょうね。

PS
通りゃんせ の歌詞に 行きはよいよい帰りは恐い とありますよね。これは、当時、川越城内にあったこの神社の参拝客に紛れて、密偵が入り込むことさける為、特に、帰りの際の検閲は厳しかった為このような歌になったそうです。
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