しあわせな空とふしあわせな夜

今日は雨。
ある日見えたポカリスエットの雲でもご覧ください。
見えにくいかもしれませんが、
目をこらして見てみてください。

悲しいことが起こって。

それでも洗濯機は洗濯を終えたブザーを鳴らし、
私は夜のベランダへ。

うんと向こうのカラオケのネオンがきれい。
ピンクになってブルーになって、またピンクになって。
今は何が流行ってるんだろう。

電車は決まった時間に駅に入ってゆく。
静かに耳をすませば、ガタンガタンと心地良いリズムで
木と木の間に見え隠れしながら走ってゆく。
こんな遅い時間までお仕事ご苦労さまです。

とりあえずは、と思い、
とりあえずがわからないんだよねと唖然として、
カラオケで歌ってる人や、
電車に乗っている人の、
あっちの世界をうらやましがってしまう。
つらいと思ってしまってはいけないのかな。

あっちの世界の人は、
夜に洗濯を干している私や、
昼に冷房の職場で働いている私や、
朝にバラのつぼみを数えている私を、
うらやましいと思うのかな。

何もいい考えが思いつかないけど、
バラは咲いて、
子供たちは数ミリ身長が伸びる。


アボカドちゃんに「迷惑電話をしようかな」と
メールして電話した。
眠っていたらしいけど、その後電話がかかってきて、
１時間半ほどくだらない話をする。
９月は２回しか休みがないので、
その一日をアボカドちゃんちで飲み明かすことを約束。
１杯のワインさえ飲めない私が飲み明かす。
さて・・・


宇宙人の心など、わかりはしないのです。



冷めてゆく気持ち