陶邑春樹の環境問題blog

温暖化は人類最大の難問です

世界で唯一成功した共産主義ですな

2009-10-12 18:23:11 | Weblog
日本のことを欧米の学者なんかはよく世界で唯一成功した共産主義なんて言ってましたね。
中国人留学生なんかはこう言ってます「共産主義革命を経ずして何故これだけ平等な社会が出来たのか」またこうも言っています。
「中国を日本のような国にしたい」
日本人は気づかないでしょうが外国から見れば正しくそうなんですよ。

この体制を昭和15年、或いは昭和16年体制と言うのです。
別の言い方では統制経済体制というのですね。
この統制経済を満州で実行して満州を新興工業国家にしたのが革新官僚のリーダー的存在だった安倍信三元総理の母方の祖父である岸信介です。
この成功を受けて昭和16年に日本でこの統制経済が実行されたのです。
統制経済とは正しく計画経済のなのですね。
つまり社会主義なのです。
ナチスドイツやソ連の計画経済を真似たものなのですから社会主義なのです。
昭和に入った時からこの統制経済の下地は徐々に出来上がっておりました。
従業員と言う言葉も或いは終身雇用も昭和に入ってからなんですよ。

岸さんなんか戦前はアカと呼ばれていたのに戦後は右翼と呼ばれたのです。
どっちなんですかね、全く逆じゃないですか。


【経済】「日本人に近づくな、社会主義が移る」と中国人、藤井、亀井、前原トリオで時価総額20兆円が消えた[10/11]★5
新政権を掻き回すブラックスワン
藤井、亀井、前原トリオで時価総額20兆円が消えた
 新政権誕生後、金融株は大きく値下がりし、藤井、亀井、前原トリオのおかげで時価総額は20兆円余が吹っ飛んで
しまった。経済評論家の三原淳雄氏はMONEYzineに寄稿し、市場はますます混迷を深めるとの見方を示した。

 三原淳雄 「民主党政権のブラックスワンが出てきた」
 たとえがきれい過ぎるかもしれないが民主党政権をバレーの『白鳥の湖』だとすると、鳩山首相が王子様で王妃が
あの幸夫人以下、菅・前原といった面々も一見は白鳥っぽいが、そのホワイトスワンのなかに紛れ込んだブラック
スワン(黒鳥)によって市場は大混乱の様を呈することになった。

 藤井財務大臣は地位の重さも考えず円高容認とも思える発言を軽々しく口にするし、おかげでスルスルと円高が
進み株価は大きく下げた。

 またこともあろうに一国の金融を担当する亀井大臣は、きちんとした説明なしにいきなりモラトリアム的な政策を
ぶちあげ、金融株を急落させてしまった。
 一見白鳥風に見える前原大臣もマニフエストに書いてあるからダムは止めと、これまた民主主義の国とは
思えない強腰である。

 藤井発言は市場の何たるかをまったく理解していないことを露呈したし、亀井案にいたっては恫喝もいいところ
でまずこれまでの自民党政権を支えていた金融界に脅しをかけるのが目的なのだろう。「俺の言うことを聞け。
これからしばらくは俺が大臣だぞ、わかっているだろうな」と言いたいのだろうが市場はこんな大臣が好きな
わけはない。

 たちまち金融株は大きく値下がりし、藤井、亀井、前原トリオのおかげで時価総額は20兆円余も吹っ飛んで
しまった。加えて先物市場不要論の国民新党や、あの福島のお姫様までブラックスワン要員で控えているの
だから、これでは市場が喜ぶはずもないしますます混迷を深めるだろう。
これも自己責任の結果である

 かねがね日本は本当に資本主義国なのか、市場を正しく理解しているのかについて疑念を持っていたが、
今回はこの一連の発言に対して野次馬的に面白がるだけの世論の反応を見ても、その未熟さを改めて感じている。

 「日本人に近づくな、社会主義が移る」というジョークが中国で言われているそうだが、これはもはやジョーク
ではなく真実になってしまったようだ。


 鳩山さんもグローバリゼーションや市場経済は嫌いなようだし、ましてやグローバル金融の世界など考えたく
もないふしが見える。視界にあるのは国内の市場だけであり、票に繋がりそうな弱者救済しか考えていない
のかも知れない。

亀井発言でこんなに株価下落
 亀井さんにいたってはまだ日本の金融機関は資本も万全で強者に見えるのだろうが、メガバンクでも世界の
金融界の中ではその資本力はいまや大きく見劣りしているし、そのためには増資によって資本の増強が焦眉
の急となっているのだが、亀井暴落でこんなに株価が下がってしまっては増資なんてできはしまい。
 それにもかかわらず「株価の下落は経営に問題がある」として突き放しているのだから、ことの深刻さを
理解しているとはとても思えない。
 中小企業により密接な関係がある地銀や信組、信金にとってはもっと深刻である。そうでなくとも経営基盤が
株安、地価の下落などで痛んでいるところにモラトリアム的な政策を強制されたらひとたまりもあるまい。
もちろんその穴は公的資金で埋めることになるが、これとてもとは税金である。足りなければ国債で埋めるの
だろうが、それで中小企業の将来が拓けると考えているのだろうか、また金繰りを楽にするのだろうか?

 企業が苦しんでいるのは仕事が無くなったからであり、仕事が増えれば金融機関も喜んで融資するだろう。
また苦しいところは事業そのものがもう成り立たなくなっている可能性もあるのだから、そこは国策として
成長戦略を打ちたてその分野へ事業内容を転換させていくべきであり、これが政治の本来の役目のはずである。
国民としても大迷惑

 それにしてもこの民主党のやり方は乱暴に過ぎる。早く国会を開いてもっと大きな政策を一刻も早く決めて、
国民に来るべき未来について説明し協力を求めるのが筋だろう。
 国会で議論もしないで大臣がテレビにやたら嬉しそうに出て、勝手なことばかり喋くりまくられ株が右往左往
させるのでは国益を損ねるばかりで、国民としても大きな迷惑だし資産も目減りするので消費なども回復する
わけも無い。

 かねてより民主党の政策は市場にとって決して優しいものにはなるまいと申し上げてきたが、ここまでひどい
とは想定外だった。もし日経平均が8000円近くまで下げるようなことになれば、銀行の保有株は軒並み
マイナスになるという危機レベルにあるときだけに、まだまだ警戒が必要だろう。

 最近ニューズウイーク誌が嬉しそうに「沈み行く日本」的な特集をしきりに組んでいるが、このままでは本当に
なりそうである。狭い視野の政治しか期待できない日本より、もっと強かな国で強かな連中が揃っている外国の
市場の方がより魅力的に思える。

 目先にしか興味の無い多くの日本の投資家はまずよそで鍛えてもらうといい。日本はしばらく(うっかりすると
この政権は8年持つぞ)残念ながら低迷するしかない。「日本脱藩」も考えなければならないとはさびしくもあるが、
これも自分たちが選んだ政権なのだから自己責任なのである。文句を言う前にまず自分を鏡に映して自問自答
してみることだ

http://moneyzine.jp/article/detail/177544/