人間は考える葦である

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電車男

2005年08月19日 11時26分17秒 | のーまる日記
最近電車男が流行って、アキバ系がトレンドになってる傾向がある。
それは別にいいのだが、電車男という作品に対して思うことがある。
それは…

アキバ系を馬鹿にしてやしないか

【エルメス】さんはとてもいい人。
なぜなら、アキバ系というものに偏見を持たずに【電車男】に接することができる人だから。
【電車男】はプライドなさ杉。
今まで生きてきていわゆるアキバ系に属していたのならもう少し誇りを持って、外見などは変えずに中身で勝負すべき。

これは俺個人の見解だが客観的に見たら、恋することで自分を変え、脱皮し、進化したすばらしき男の物語であるということは理解はできる。

しかしこの話を読んだ人(見た人)はアキバ系でない人がほとんどなのだから、アキバ系の気持ちなど理解できるはずもない。
だとすればこの【電車男】の変化が必ずしも正解であるとは言い切れないではないのか。

つまり裏を返せば、【電車男】のように変化できない真性アキバ系を否定しているのでは?

俺は世の中はオタクが支配しているといっても過言ではないと思う。
オタクがいなければみんなが小さいころに見たアニメや、家庭用ゲーム機などは普及するはずがない。アニメオタクや、ゲームオタクがいたからこそみんなが楽しめる。
極端な話をすればノーベル化学賞をとった人は化学オタクだし、将棋の名人は将棋オタクだ。
結果が出ればオタクは偉大な存在になりえる。

とすれば、【電車男】の様に一般人化したアキバ系はむしろ堕落と言えよう。

子供のころからやってきたサッカーを高校で少し女の子にもてだしたからってサッカーを投げ出し、恋にうつつをぬかし普通の高校生活をすごしているイケメン高校生を誰が褒めるのか?

まぁ【電車男】はそこまでのプロフェッショナルなオタクではなかったということだろうがね。

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