どうも、夏休みというものを6年ぶりに味わってどう過ごしていいかわからないのでとりあえず昼夜逆転させている者です。
えー、普段学校行っている為、夕方からのバイトを選んだが故に、こういう暇なときにも夕方からしか働けず、効率悪いなーと思いながら、とりあえず週6で働いていますが、夏期講習の過酷なスケジュールの後だと、いつも以上に楽ですな。
とはいえ、最近は小6受験生を担当する機会が多くなって大変なんです。
何が大変って小6受験生って俺より頭いいんです。
正確に言うと、大人が解かないような問題を解いているんです。
特に算数は、「これ方程式使わないでどうやって解くの?」的な問題が山積みです。
下の問題見てください!
【例題】
お父さんにもらったお金を、何人かの兄弟で分けることになりました。年上の順に分けていくことにし、長男は1000円と残りの1/8をもらい、次男は2000円と残りの1/8をもらい、三男は3000円と残りの1/8をもらい、………というきまりで分けたところ、残りはなく、もらったお金はみんな等しくなりました。兄弟は何人いますか。また、一人がもらったお金は何円ですか。
これ解けます?
方程式使ったって難問の部類だと思うんですけど。
ちなみに、この手の問題は超有名文章題で、中学受験で上位校狙ってた人や、塾業界の人なら一度は目にしたことがあるらしいです。
「先生~!この問題わかりません!」と小学生にこの問題を渡された時は、まじで焦りましたね…。
ちなみに、この問題を持ってきた子は方程式を理解しているので、方程式で教えました。
そうじゃない子は、比で解くんですけど、この問題を比で解くくらいなら方程式教えたほうが早いです。
参考までに以下に解答載せます。
解いてみたい人は先に解いてから見てください。
挑戦者求む!
【解答】
お父さんにもらったお金をと置きます。
長男がもらったお金をを使った式で表すと、
1000+(-1000)÷8 と表せます。
次男がもらったお金をを使った式で表すと、
2000+[-{2000+1000+(-1000)÷8}]÷8 と表せます。
長男と次男がもらった金額は等しいので、
1000+(-1000)÷8=2000+[-{2000+1000+(-1000)÷8}]÷8
という方程式が成り立ちます。
あとは計算すればいいだけ。
1000+(-1000)÷8=2000+[-{2000+1000+(-1000)÷8}]÷8
↓両辺を8倍
8000+(-1000)=16000+[-{2000+1000+(-1000)÷8}]
↓かっこをはずす
8000+-1000=16000+-3000-(-1000)÷8
↓もう一度両辺を8倍
56000+8=104000+8-+1000
↓移行して整理
=49000
となり、お父さんにもらったお金は49000円とわかる。
ここから長男がもらったお金を割り出すと、
1000円と残りの48000の1/8だから6000円で、7000円もらったことがわかる。
兄弟のもらったお金は皆等しかったわけだから、みんな7000円ずつもらったことになる。
そこで、49000円を7000円で割れば兄弟の人数がわかる。
49000÷7000=7
よって兄弟の人数は7人。
答え;兄弟は7人で、一人がもらったお金は7000円
えー、普段学校行っている為、夕方からのバイトを選んだが故に、こういう暇なときにも夕方からしか働けず、効率悪いなーと思いながら、とりあえず週6で働いていますが、夏期講習の過酷なスケジュールの後だと、いつも以上に楽ですな。
とはいえ、最近は小6受験生を担当する機会が多くなって大変なんです。
何が大変って小6受験生って俺より頭いいんです。
正確に言うと、大人が解かないような問題を解いているんです。
特に算数は、「これ方程式使わないでどうやって解くの?」的な問題が山積みです。
下の問題見てください!
【例題】
お父さんにもらったお金を、何人かの兄弟で分けることになりました。年上の順に分けていくことにし、長男は1000円と残りの1/8をもらい、次男は2000円と残りの1/8をもらい、三男は3000円と残りの1/8をもらい、………というきまりで分けたところ、残りはなく、もらったお金はみんな等しくなりました。兄弟は何人いますか。また、一人がもらったお金は何円ですか。
これ解けます?
方程式使ったって難問の部類だと思うんですけど。
ちなみに、この手の問題は超有名文章題で、中学受験で上位校狙ってた人や、塾業界の人なら一度は目にしたことがあるらしいです。
「先生~!この問題わかりません!」と小学生にこの問題を渡された時は、まじで焦りましたね…。
ちなみに、この問題を持ってきた子は方程式を理解しているので、方程式で教えました。
そうじゃない子は、比で解くんですけど、この問題を比で解くくらいなら方程式教えたほうが早いです。
参考までに以下に解答載せます。
解いてみたい人は先に解いてから見てください。
挑戦者求む!
【解答】
お父さんにもらったお金をと置きます。
長男がもらったお金をを使った式で表すと、
1000+(-1000)÷8 と表せます。
次男がもらったお金をを使った式で表すと、
2000+[-{2000+1000+(-1000)÷8}]÷8 と表せます。
長男と次男がもらった金額は等しいので、
1000+(-1000)÷8=2000+[-{2000+1000+(-1000)÷8}]÷8
という方程式が成り立ちます。
あとは計算すればいいだけ。
1000+(-1000)÷8=2000+[-{2000+1000+(-1000)÷8}]÷8
↓両辺を8倍
8000+(-1000)=16000+[-{2000+1000+(-1000)÷8}]
↓かっこをはずす
8000+-1000=16000+-3000-(-1000)÷8
↓もう一度両辺を8倍
56000+8=104000+8-+1000
↓移行して整理
=49000
となり、お父さんにもらったお金は49000円とわかる。
ここから長男がもらったお金を割り出すと、
1000円と残りの48000の1/8だから6000円で、7000円もらったことがわかる。
兄弟のもらったお金は皆等しかったわけだから、みんな7000円ずつもらったことになる。
そこで、49000円を7000円で割れば兄弟の人数がわかる。
49000÷7000=7
よって兄弟の人数は7人。
答え;兄弟は7人で、一人がもらったお金は7000円