「じゃあ、具体的にどうしたらいいんだ！」ゆーな。

再録
この国のダメなところはけっこう簡単に言い現すことができる。
「じゃあ、具体的にどうしたらいいんだ！」という声が、なんか強すぎんだよね。
はっきりいってしまうと、具体的にどうしたらいいかわからない人間（つまりバカ）が増えたっていうのもあるんだけど。。
それはさておき。それだけじゃないので。
庶民に対して「そんなの自分で考えろや！」といってのけられる勢力がいなくなった。結果どうなるかというと。
具体的にこうしたらよいか、というのを書いてくれる。あるいは何らかの手法で表現してくれる。
ここが、アタマの良い人たちの仕事としてはオーバーワークになっている。
なぜオーバーワークか？それは、具体的にどうしたらいいんだ！といってきた連中って、具体案を示してもどーせやらんのよ。
なんやかや難癖つけて。
具体案を、俺（アタシ）がやれる手順にカスタマイズしてもってこい、ぐらいいうからね。
どころか、ほいほい言うこと聞いてカスタマイズ（要は骨抜き）しちゃう連中もいるし。
ということはどういうことかというと、最初っからその「俺(アタシ)」が具体案書きゃいいわけ。自分のアタマで考えてさ。
白痴か？
いや、論点はそこじゃないんだ。庶民は、どこまでもやらないつもりなんだよ。
どんなに噛み砕いた手順を提示されても結局やらない。
自分たちで手順を整備するなど絶対にしない。
「具体的にどうしたらいいんだ！」とは、具体的に提示してくれたらやるとはいっとらんのよね。
それはただの時間稼ぎで。
ああ、骨抜きで思い出した。
法整備されるまでは、やらんのよね。つまり、罰則規程が発生するまでやらない。
何かしらの何か（条例とか？）が施行されたとしても、サボタージュするんだよね。
簡単に。
何かを決める議論には参加しないで、安全圏から文句だけいって、
で蚊帳の外になって、決定、施行されても知らんぷり。聞いてない！と。
こういうふうに決まったから、と決定文書見せられてから、反対が始まる。しかもけっこうラウドに。
とまあこんな感じで、この国の莫大なインテリジェンスの工数がムダになってきたわけ。
そりゃあ世界から置いてかれるわけだよなあ。