メモリアルフレーバー、今回は火薬戦隊ダイナマンを見て行きます。え? 違う?
あらすじはこんな感じ。地底で進化して生まれた有尾人一族があり、彼らは人類よりも進んだ科学力を駆使してジャシンカ帝国として地上侵略を開始しました。
それを察知した科学者・夢野久太郎は若き科学者を集め、科学戦隊を創設。ダイナマンとしてジャシンカ帝国に立ち向かう……というお話でした。
悪のヒーロー、ダークナイトなども登場してドラマが盛り上がったようですね。様々な試みで戦隊の作品の幅が広がっていくのは良いことでした。
さて、皆さんはダイナマンのカードと言えば何を思い出しますか?
稲妻重力エネルギー。 なるほど、最初期の環境を知っている方ですね。茶でも飲みませんか。
ダイナブルー。 ほうほう、ネタ枠がお好きなようですな。
ダイナモビル。 やっぱり車両デッキで楽しんだクチですか?
ダイナブラック。 緑のゾードの種って使い方をした人は苦労人ですね。
ダイジュピター。 合体ロボを使いたかったんですよね……あの時期はまだなかなか大変でした。
とまぁ、結構色々な方向で名前の挙げられるカードが多い作品でした。ちょくちょく時期をずらしてカード化されることで、一つ一つが無理やり当てはめたような効果にならず、作品全体としてはバランスのいいレベルのカードが揃った収録となっているんではないでしょうか。
基本的にはコンボ向きのカードが多いのも戦隊らしくて好感持てます。
それでは見て行きましょう。
今日の勇気を、明日の希望を、僕らに教えるそのために!
科学戦隊ダイナマン
そのハート可燃性につき。特に“夢”のそばに置かないこと。爆発する危険があります。
-スーパーダイナマイト
前大戦の傷を癒し、無数の艦載機を空に放った時、機械帝国を名乗る者からの通信が入った。
-グランギズモ
九尾をめぐらし、帝王の目が野望に滾る。今度こそ、十本尻尾の魔力を我が手に!
-帝王アトン
濃密な雲海を抜けた大型空母が、目指す大地を視界に捉えた。
-ダイジュピター
今までにない強大な敵の出現に備え、各勢力は共同で防衛線の構築を開始した。
-ダイナモビル
星空を見上げ、抱き続けた夢。この戦いが終わるまで、今は心に忍ばせる。
-ダイナブラック
分身ではあの攻撃はかわせない。その隠流でも難しいだろう。
-ロケットタイガー
艶やかに乱れ飛ぶ幻惑の花吹雪。トゲを持つのはバラか、それとも…。
-ダイナピンク
大地に踏ん張り、太陽に向かって背を伸ばす。夢も野菜も、大きく育てる秘訣は同じ。
-ダイナイエロー
ネットの波も悪くなさそうだけど、俺にはこっちの方が性に合ってるね。
-ダイナブルー
その龍は、熟練の戦士のように戦いを予測する。
-コンピュータードラゴン
戦況が厳しくなる中、後方の補給部隊でも通常車両の使用が禁じられた。
-ダイナギャリー
超速発進マッハ10!爆風のごときスピードで戦場に駆けつける。
-ダイナマッハ
光射さぬ千年の暗黒が、皮肉にも彼に世界の真実を知る眼を与えた。
-ダークナイト
敵を討つ技に、あえて冠す夢の名。戦いの先にあるものを見失わないために。
-ダイナレッド
増大し続ける質量に比例して破壊力も増す。問題は、それを自らが支えきれるかどうかだ。
-稲妻重力エネルギー
方位良し!距離良し!風向き良し!…穴倉に潜む大物に、狙い定めて一本釣り!
-ダイナロボ
爆発!爆発!大爆発!!
-ダイナマイトパワー
……と、振り返ると面白いフレーバーも多いですよね。
まずはダイナイエロー。彼は植物の品種改良に取り組んでおり、野菜繋がりでマジグリーンを意識しています。ブルーはメガレンを。ブラックは「忍び」を。
ロケットタイガーはカクレンを見ています、グランギズモはサンバルカンの敵組織・ブラックマグマと交信しています。ダイナロボは「地底の敵」を意識していたと最近ようやく気付きましたw
本編のイメージの強いフレーバーもカッコイイですね、ダークナイトとか相当いい雰囲気ですよ。 戦場へ向かうメカのフレーバーも、世界観が広がるようで気に入っています。
やはり作品が完結しているものは、カードにそれを写し取る際にとてもしっかりしたものが出来ますね。
カード効果として見ていくと、それぞれの効果にカードプールや環境の変遷を感じます。
まずはスーパーダイナマイト、あきらかに当時最盛期だった気力をメタった効果です。しかし今ならBP補正をなくしてしまう効果はいくつも選択肢があり、そもそも当初から気力デッキ以外で腐りがちという不遇なカード。公式が環境を読もうと頑張っていたのが見えるのはいいのですけどね。
同様にダイナピンクも気力をメタれますが、他の使い方が考えられる分マシでしょう。バルパン2ndが該当しないのはちと寂しいですけどね。
ダイナレッドは多段ストライクが出来るのは当時は良かったのですが、カードプールが増えると採用する機会も減りました。
ダークナイトはSP取得条件が戦隊オンリーだった頃は容易でしたね。しかしBP4000は低いだろう、レッド1体につきBP+1000くらいしてもよいじゃないか。リメイクもあっても良かったですよね、シルバも出たし。
アトンはちょっと思い出深いです。アキバでレンストをやっていた時期、気力や速攻に対して赤黒ゴーマ宮デッキで対抗しており、アトンを出して場を壊滅させるなどしていました。何度かそのデッキで優勝したりしましたが、5弾の発売前に引っ越してしまいましてね……。懐かしい日々です。
ダイナモビルは一時期ファイテクデッキを組んでいた私のお供でした。あれ本当に便利でしたよ、キングライナーやイエローアーマーが出てさらに守りが堅くなりました。今でも緑単MVRBV17デッキに1枚挿してます。単純に好きなカードというのもありますが、ZXを2枚コマンドに送れば実質ノーコストで出せたりと使い勝手も悪くないし、要塞ワンセブンで捨てればゴーグルロボも回収できます。
ダイナマッハは、航空機デッキとか流行った時期にみかけましたね。ジェットファルコン全盛期にはアタックにストライクにと活躍していました。
ダイナロボも疾風が怖いユニットでしたが、実況が登場した後は実況ダイナロボとかも見かけましたね。そんなパワー5で合体しやすいSP2とはいえ、合体は手間がかかるのでやはりデッキ構築には頭を悩ませたものです。
コンピュータードラゴンはXG後期の黒単メカデッキの守りのエースといえました。とりあえずギルハカイダーで呼んでおけば、電王CFのアタックも余裕で止められたり。速攻ストライクで勝ち逃げさせないという、場が整うのが遅い黒の弱点をカバーしてくれたものです。
なんだか色々と懐かしい面々ですよね、ダイナマンのカード。
ダークナイトってSRのイラストはやっぱり相当カッコイイよね……。
といったところでまた次回。
あらすじはこんな感じ。地底で進化して生まれた有尾人一族があり、彼らは人類よりも進んだ科学力を駆使してジャシンカ帝国として地上侵略を開始しました。
それを察知した科学者・夢野久太郎は若き科学者を集め、科学戦隊を創設。ダイナマンとしてジャシンカ帝国に立ち向かう……というお話でした。
悪のヒーロー、ダークナイトなども登場してドラマが盛り上がったようですね。様々な試みで戦隊の作品の幅が広がっていくのは良いことでした。
さて、皆さんはダイナマンのカードと言えば何を思い出しますか?
稲妻重力エネルギー。 なるほど、最初期の環境を知っている方ですね。茶でも飲みませんか。
ダイナブルー。 ほうほう、ネタ枠がお好きなようですな。
ダイナモビル。 やっぱり車両デッキで楽しんだクチですか?
ダイナブラック。 緑のゾードの種って使い方をした人は苦労人ですね。
ダイジュピター。 合体ロボを使いたかったんですよね……あの時期はまだなかなか大変でした。
とまぁ、結構色々な方向で名前の挙げられるカードが多い作品でした。ちょくちょく時期をずらしてカード化されることで、一つ一つが無理やり当てはめたような効果にならず、作品全体としてはバランスのいいレベルのカードが揃った収録となっているんではないでしょうか。
基本的にはコンボ向きのカードが多いのも戦隊らしくて好感持てます。
それでは見て行きましょう。
今日の勇気を、明日の希望を、僕らに教えるそのために!
科学戦隊ダイナマン
そのハート可燃性につき。特に“夢”のそばに置かないこと。爆発する危険があります。
-スーパーダイナマイト
前大戦の傷を癒し、無数の艦載機を空に放った時、機械帝国を名乗る者からの通信が入った。
-グランギズモ
九尾をめぐらし、帝王の目が野望に滾る。今度こそ、十本尻尾の魔力を我が手に!
-帝王アトン
濃密な雲海を抜けた大型空母が、目指す大地を視界に捉えた。
-ダイジュピター
今までにない強大な敵の出現に備え、各勢力は共同で防衛線の構築を開始した。
-ダイナモビル
星空を見上げ、抱き続けた夢。この戦いが終わるまで、今は心に忍ばせる。
-ダイナブラック
分身ではあの攻撃はかわせない。その隠流でも難しいだろう。
-ロケットタイガー
艶やかに乱れ飛ぶ幻惑の花吹雪。トゲを持つのはバラか、それとも…。
-ダイナピンク
大地に踏ん張り、太陽に向かって背を伸ばす。夢も野菜も、大きく育てる秘訣は同じ。
-ダイナイエロー
ネットの波も悪くなさそうだけど、俺にはこっちの方が性に合ってるね。
-ダイナブルー
その龍は、熟練の戦士のように戦いを予測する。
-コンピュータードラゴン
戦況が厳しくなる中、後方の補給部隊でも通常車両の使用が禁じられた。
-ダイナギャリー
超速発進マッハ10!爆風のごときスピードで戦場に駆けつける。
-ダイナマッハ
光射さぬ千年の暗黒が、皮肉にも彼に世界の真実を知る眼を与えた。
-ダークナイト
敵を討つ技に、あえて冠す夢の名。戦いの先にあるものを見失わないために。
-ダイナレッド
増大し続ける質量に比例して破壊力も増す。問題は、それを自らが支えきれるかどうかだ。
-稲妻重力エネルギー
方位良し!距離良し!風向き良し!…穴倉に潜む大物に、狙い定めて一本釣り!
-ダイナロボ
爆発!爆発!大爆発!!
-ダイナマイトパワー
……と、振り返ると面白いフレーバーも多いですよね。
まずはダイナイエロー。彼は植物の品種改良に取り組んでおり、野菜繋がりでマジグリーンを意識しています。ブルーはメガレンを。ブラックは「忍び」を。
ロケットタイガーはカクレンを見ています、グランギズモはサンバルカンの敵組織・ブラックマグマと交信しています。ダイナロボは「地底の敵」を意識していたと最近ようやく気付きましたw
本編のイメージの強いフレーバーもカッコイイですね、ダークナイトとか相当いい雰囲気ですよ。 戦場へ向かうメカのフレーバーも、世界観が広がるようで気に入っています。
やはり作品が完結しているものは、カードにそれを写し取る際にとてもしっかりしたものが出来ますね。
カード効果として見ていくと、それぞれの効果にカードプールや環境の変遷を感じます。
まずはスーパーダイナマイト、あきらかに当時最盛期だった気力をメタった効果です。しかし今ならBP補正をなくしてしまう効果はいくつも選択肢があり、そもそも当初から気力デッキ以外で腐りがちという不遇なカード。公式が環境を読もうと頑張っていたのが見えるのはいいのですけどね。
同様にダイナピンクも気力をメタれますが、他の使い方が考えられる分マシでしょう。バルパン2ndが該当しないのはちと寂しいですけどね。
ダイナレッドは多段ストライクが出来るのは当時は良かったのですが、カードプールが増えると採用する機会も減りました。
ダークナイトはSP取得条件が戦隊オンリーだった頃は容易でしたね。しかしBP4000は低いだろう、レッド1体につきBP+1000くらいしてもよいじゃないか。リメイクもあっても良かったですよね、シルバも出たし。
アトンはちょっと思い出深いです。アキバでレンストをやっていた時期、気力や速攻に対して赤黒ゴーマ宮デッキで対抗しており、アトンを出して場を壊滅させるなどしていました。何度かそのデッキで優勝したりしましたが、5弾の発売前に引っ越してしまいましてね……。懐かしい日々です。
ダイナモビルは一時期ファイテクデッキを組んでいた私のお供でした。あれ本当に便利でしたよ、キングライナーやイエローアーマーが出てさらに守りが堅くなりました。今でも緑単MVRBV17デッキに1枚挿してます。単純に好きなカードというのもありますが、ZXを2枚コマンドに送れば実質ノーコストで出せたりと使い勝手も悪くないし、要塞ワンセブンで捨てればゴーグルロボも回収できます。
ダイナマッハは、航空機デッキとか流行った時期にみかけましたね。ジェットファルコン全盛期にはアタックにストライクにと活躍していました。
ダイナロボも疾風が怖いユニットでしたが、実況が登場した後は実況ダイナロボとかも見かけましたね。そんなパワー5で合体しやすいSP2とはいえ、合体は手間がかかるのでやはりデッキ構築には頭を悩ませたものです。
コンピュータードラゴンはXG後期の黒単メカデッキの守りのエースといえました。とりあえずギルハカイダーで呼んでおけば、電王CFのアタックも余裕で止められたり。速攻ストライクで勝ち逃げさせないという、場が整うのが遅い黒の弱点をカバーしてくれたものです。
なんだか色々と懐かしい面々ですよね、ダイナマンのカード。
ダークナイトってSRのイラストはやっぱり相当カッコイイよね……。
といったところでまた次回。

アドベンチャー貼ってドロー加速。加えて青と組んでハンマーパンチ(ピンクパンサー経由)でガチガチにロックすると、狙う(仕込む)迄もなくビッグボールがガンガン命中する。オメトロが流行し始めて使えなくなりましたが、愛用してました。
私は青緑ロックはあまり組まなかったのですが(黒好きで戒律メインw)、やっぱりハマると恐ろしいですね。
ダイナマンのなかでは何気にコンピュータードラゴンをよく使っていた思い出があります、環境後半で採用したからかも。