東京電力の株価は7百円台から千円台に戻している。大地震の前の半分以下になっている。これを買い時とみるか戻し売りすべきとみるべきか。個人的には100株なら博打と思って購入してもいいかと思っている。もちろん紙くずになるリスクもかなり高まっているのではないかと思う。
今回の事故は決して天災というだけで片づけることは許されないだろう。天災が起こっても何重にもわたって原発で事故発生しないように防止機能が働くシステムが確立されたいたはずである。
それが想定外のことが起こって防げなかったというのは、想定が間違っていたということである。しかも発電機が稼働しないとか冷却器が機能しないとか、そうなった時にどうするかということがあらかじめマニュアルで決められるものだ。
結局起こらないはずのことが起こったことで、放射能が拡散することになったし、電力の供給能力が低下して計画停電などという事態が発生している。
このことは経済的にどれだけの損害を引き起こしているのか想像してみたい。直接間接の影響いずれも因果関係を否定することはできないが、東京電力に全面的に損害賠償責任を負担させられるかという問題がある。政府が分担すべき部分もあると思う。監督責任を負担するという点もある。
放射能汚染でまず社会不安が生じているが、これは算定不能だ。限りなく額が大きくなる。次に現実に汚染での人命への影響。汚染状況の検査と除染、被曝者の治療、これらがどこまで拡大するか。それによって損害額も変化する。
退避圏が広がったことや、酪農産物の出荷中止、水道水の汚染で被害はどんどん拡大していく。パニック状態に陥るおそれだってなしとしない。
放射能で汚染されたとみなされる地域は向こう数十年にわたって酪農産業はできない、作っても誰も買わない何も生み出さない不毛地帯になる。そして誰もその地域に住もうとしなくなるだろう。つまり生産資源としての国土の一定部分が、首都圏に至近距離にあるのもかかわらず壊死することになるのである。この損害額も莫大すぎて算定できない。
そこでの生産活動、居住権を奪われた住民(数百万に及ぶ)の損害を補てんすることも必要だ。居住地確保・所得補償に莫大な費用が掛かることだろう。
東京電力の自己資本がいくらあるのか確かめてもいないが、これらの損害を補てんしろと言われたら、どんな巨大企業とても会社更生法申請に追い込まれるに違いない。ここまでが限度か。具体的な金額の算定はエコノミストの方が得意だろう。
結論を言えば、限りなく損害は広がる可能性が残っているのであり、そうである以上東京電力の責任は部分的に問われたとしてもその額は立ち直りができないくらいに大きな額になるだろう。もっとも公益企業として政府が支える可能性も高いが株主責任がその場合問われる可能性もたかいと思う。だから買いは控えるべきということだ。もしかしたら、政府が全面的な支援を行う、株主責任も問わないことになれば株価は急騰して元値に復するに違いないから、100株程度なら賭けをしてみるという手もあるかもしれない。
しかし、そのシナリオは損害を被った人々からすればとても許しがたいことだろう。土地を奪われ健康不安におののき経済不安が追い打ちをかけるとしたら、東京電力は平然としてはいられないはずだ。
原子力発電事業に対する政策は全面的に見直されるべきだろう。人災であったとするならなおさら、安全対策がどうしたら担保されるかの保証がない限り事業の拡大は許されてはならない。
今回の事故は決して天災というだけで片づけることは許されないだろう。天災が起こっても何重にもわたって原発で事故発生しないように防止機能が働くシステムが確立されたいたはずである。
それが想定外のことが起こって防げなかったというのは、想定が間違っていたということである。しかも発電機が稼働しないとか冷却器が機能しないとか、そうなった時にどうするかということがあらかじめマニュアルで決められるものだ。
結局起こらないはずのことが起こったことで、放射能が拡散することになったし、電力の供給能力が低下して計画停電などという事態が発生している。
このことは経済的にどれだけの損害を引き起こしているのか想像してみたい。直接間接の影響いずれも因果関係を否定することはできないが、東京電力に全面的に損害賠償責任を負担させられるかという問題がある。政府が分担すべき部分もあると思う。監督責任を負担するという点もある。
放射能汚染でまず社会不安が生じているが、これは算定不能だ。限りなく額が大きくなる。次に現実に汚染での人命への影響。汚染状況の検査と除染、被曝者の治療、これらがどこまで拡大するか。それによって損害額も変化する。
退避圏が広がったことや、酪農産物の出荷中止、水道水の汚染で被害はどんどん拡大していく。パニック状態に陥るおそれだってなしとしない。
放射能で汚染されたとみなされる地域は向こう数十年にわたって酪農産業はできない、作っても誰も買わない何も生み出さない不毛地帯になる。そして誰もその地域に住もうとしなくなるだろう。つまり生産資源としての国土の一定部分が、首都圏に至近距離にあるのもかかわらず壊死することになるのである。この損害額も莫大すぎて算定できない。
そこでの生産活動、居住権を奪われた住民(数百万に及ぶ)の損害を補てんすることも必要だ。居住地確保・所得補償に莫大な費用が掛かることだろう。
東京電力の自己資本がいくらあるのか確かめてもいないが、これらの損害を補てんしろと言われたら、どんな巨大企業とても会社更生法申請に追い込まれるに違いない。ここまでが限度か。具体的な金額の算定はエコノミストの方が得意だろう。
結論を言えば、限りなく損害は広がる可能性が残っているのであり、そうである以上東京電力の責任は部分的に問われたとしてもその額は立ち直りができないくらいに大きな額になるだろう。もっとも公益企業として政府が支える可能性も高いが株主責任がその場合問われる可能性もたかいと思う。だから買いは控えるべきということだ。もしかしたら、政府が全面的な支援を行う、株主責任も問わないことになれば株価は急騰して元値に復するに違いないから、100株程度なら賭けをしてみるという手もあるかもしれない。
しかし、そのシナリオは損害を被った人々からすればとても許しがたいことだろう。土地を奪われ健康不安におののき経済不安が追い打ちをかけるとしたら、東京電力は平然としてはいられないはずだ。
原子力発電事業に対する政策は全面的に見直されるべきだろう。人災であったとするならなおさら、安全対策がどうしたら担保されるかの保証がない限り事業の拡大は許されてはならない。