エコでいこうや

日々気になることをつづっていきます

ミュージックハラスメント

2011-08-02 14:46:28 | 気になったこと
セクハラ、パワハラという言葉が、一般的になった今現在であるが、
ミュージックハラスメント、略して「ミューハラ」とでも呼ぼうか、
この言葉が、世に出てこないのが不思議である。

セクハラ、パワハラが執拗に繰り返される嫌がらせ、被害者にとっては、
暴力ともとられる被害であるのと同様、このミューハラは有線放送により
繰り返し質の低い音楽を聞かされることによってのものである。
ここで重要なのは、被害者にその音楽を止める権利が与えられていない
ということである。

一日中繰り返される執拗な音楽の繰り返しによって、そこで働く意欲を
そがれている人間が、日本中にどれほどいるだろうか。
具体的に言えば、商業施設の職場のBGMによってのものが、ほとんどであろう。

先日歩いた地下街では、ヒップホップ系のダンスミュージックがガンガン流れ
ていた。それも、人どうりの少ない早い時間からである。
とうりすがりの者であれば、一刻我慢すればすむことであろうが、
そこで働いている接客者は、一日中耳にしながら仕事をすることになる。
チャンネルを合わせている側は、とりあえず今っぽい音楽を流しておけば
よいなどと、気にも留めていない場合、あるいは自分の悪趣味である場合が
ほとんどであろう。音楽の趣味、感受性は受け手にとって千差万別である。
この点、セクハラ、パワハラと同じ構図が出来上がっている。

ぶらりと入った松屋で、クラシックが選曲されていた。
繁華街のオアシスであった。



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