115円 円安 日本沈没

ついにドル円が115円突破した。

ドルが上がっているのはあるが、怖いのは「円安」だ。

「円の総合的な実力を示す実質実効為替レートが約50年ぶりの低水準」（日経）。

一昔前なら、円安で輸出が増えて・・・と言っていられたが、今では輸出もほとんど増えないし景気も良くならない、賃金は上がらない・・。

「多くの企業が海外に拠点を移すなどして経済構造が変わり、円安による日本経済の押し上げ効果は弱まった。国内総生産（GDP）に占める製造業の比率は1970年代の35%から、2010年代には20%に低下した。」（日経）

特にアベノミクス以降、借金（国債）の急増、円安が進行した。

日本企業の対外直接投資が急増し、海外現地法人の内部留保残高が40兆円以上に上っている。

日本の平均年収は2000年の464万円が2020年には440万円へと減っている！

他国は、2-30年で15-45％伸びているのに・・（OECD）

外国人投資家は2013、14年に計20兆円の日本株買い越しが・・その後10兆円売り戻した。いまや「日本売り」だ。（佐々木融　ロイター）

中国人は日本各地で、土地、建物を爆買いしている。日本のたたき売り、外国人によるたたき買いだ。

すでに返せる見込みがなくなった莫大な借金、後は野となれ山となれ的な放漫財政・バラマキがまだ続いている。

それを許している、愚衆・・・

いっそ、AIにすべて任して、人間はAIの命ずるままに生きた方がマシなのかも・・・