心の刺・背中の針

シロクマブログ 2nd ステージ。ヒトとクマとハリネズミのドイツ暮らし。

大きなピッツアも堂々と…完食w

2013-01-16 | german style, シロクマ暮らし
最近よく一緒に遊んでいる、美男美女のカップルK君とAちゃんと一緒に、先日ご飯を食べてきました。
今回は僕たちの希望でイタ(イタリアン)がいいねぇ~、ということに。

いったのは、最近の僕たちのお気に入りのお店です。
場所はフランクフルト中央駅のすぐ近く、マイン河畔westhafen(西港)。
この辺は十年ほど前の再開発で、プライベートヨットハーバーまで備える、シティきっての高級住宅地と隣接する、かなりちょっとスノッブなエリアw。
そういうお店もたくさんありますが、ここのイタリアンはかなり気軽な感じで入れます。内装もおしゃれでモダンだけど、決してクールになりすぎない、イタリアン独特な暖かい雰囲気を上手に醸し出していて、居心地が良いのです。なにより、値段も手頃だし。



ピザを作る専用のオープンキッチン。
ほかの料理は隣の厨房(これらも一部ガラス張り)で作られますが、ピザはこのオープンキッチンで、注文を受けてから一つずつ、丸い生地を伸ばして、ソースを塗って、丹念に仕上げられていきます。
バーカウンターのある中央、ソファー席のある奥、オープンキッチンを望むテラスサイド…
それぞれに違った趣がありますのですます。

夏はテラスに出てのご飯も美味しいもの。マイン河に直接面している訳ではないけれど、川沿いなので、市内よりは幾分涼しいですし。



ドイツで外国人・移民といえば、まず真っ先に浮かぶのはトルコ人。
でも、イタリア人も多いんですよ。確か規模でいえばトルコ系に次いで二番目だった気がします。

そんな訳で、ドイツでは小さな町でも、至る所に必ずと言っていいほど、本場イタリアの味を提供する、家族経営のジェラート屋さん(アイスクリームショップやカフェ)やイタリアンレストラン、ピザ屋さんなんかがあります。

たくさんあれば、それなりに当たり外れはあるとは思いますが……(笑)、たいていは『やっぱり本物の味だねぇ』って感じにおいしいもんです。

話は戻って、この日僕たちがいったお店。
人気商品は何と言ってもピザなんですね。
ほかのパスタもおいしかったですが、やっぱりココで有名なのはピザ。



ご覧の通り、このボリュームなのですますw。
あはは、シロクマ君が小さく見えるっ!

女の子だったらたいてい半分でお腹いっぱい、ってくらいなんだけど、生地がものすごく薄いので、見た目ほどボリュームはないんですよ。
男の子だったら割と普通に完食できると思います。ただし、前菜とかデザートとかは無理だと思いますけどw。

具材も、宅配ピザチェーンのものみたいに『これみよがし』に何でもかんでもゴテゴテとてんこ盛りにすることなく、本場イタリアのピザらしく、あくまで『ぱりぱりの生地とトマトソースの旨味』がメイン。それを引き立たせるために具材がちりばめられてる、って感じです。

この日僕が選んだのは、唐辛子入りのイタリアのソーセージ(ソフトサラミ?)とチリメンキャベツ、それにパルメザンチーズの組み合わせ。
ソーセージの辛さが全体のアクセントになって、いい感じです。



思い切りお皿からはみ出してるのがおわかりいただけるかとw。
中心から放射線状に切って三角形を切り出すやり方では無理なので、このようにナイフとフォークで切りながら食べます。

この日ももちろん、完食しましたですよ、あはは。
Aちゃん(女の子)はさすがに半分くらい残して、お持ち帰りにしてもらってましたが。

余談ですが、ピザでこの『はじっこ』のソースのかかってない部分、切り取って残しちゃう人も結構いるみたいですが、僕は大好きです。
薄くて、しっかり練られた生地のピザだと、この部分ってカリカリしていて、ちょっと焦げ目がついて香ばしくて、たまらなく美味しいのです。

こういうのが本当の『B級グルメ』なんだろうなぁ~。

……ピザの縁側w。






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2 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
美味しそう! (和人)
2013-01-17 08:26:32
画像のそれがまさに日本のピザ屋さんでいうイタリアンクラストってやつなんでしょうね~
美味しそうです!
ご友人が半分持ちかえられたこと、日本人の美徳であるもったいないという考えから見て素晴らしいことだと思うんですが、最近の日本では残した分は食中毒防止、食品衛生法上云々で大抵のところでは断られてしまうのが残念です。。
おいしいの! (シロクマ)
2013-01-19 04:26:09
ですよ…和人にいさん!

カリカリのパリパリ、小麦の味が決め手のピザ、良いですよね。
日本よりも合理的かつ、地道な経済観念が根付いているドイツでは、たいていのレストランでは、たいていのものは『お持ち帰り』させてくれます。
レストランのものを、その場で食べて食中毒になれば、店の責任。でも持ち帰って、時間が経過して、保管方法なども含めて、それでも食べるならば『自己責任』、そういう自己管理意識が社会に浸透しているせいもあると思います。
ヒステリックに何でも他人のせいにする、自己責任能力の低い日本社会とはちょっと違いますね。

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