初代STELLAで最も多く釣行したフィールドは、響灘の蓋井島沖エリア。レンコ鯛やアコウ、アマダイなどがよく釣れるエリア。
「STELLA」を保管していたマリーナは新門司マリーナ。関門海峡を挟んで瀬戸内側に位置する。
当然のことながら、外海である響灘に出るには狭い関門海峡を越えて行くしか方法は無い。
関門海峡は、本州と九州の接点。外海と瀬戸内を結ぶ海峡であり、ひょうたんの首のような海峡。
瀬戸内側からは東流れ、外海からは西流れの潮が時間によって入れ替わります。
流れの速いときは、8~9ノットの流れがあり、落水すれば助からない。非常に幅の狭い関門橋の下を大型タンカーや貨物船がひっきりなしに通過するが、船足の遅い船は、潮流が緩むのを沖待する。
我が初代「STELLA」は日産サンクルーズ24のアウトボード。潮流れを気にせず走れる。追い潮のMAXでは40ノット近い船速となるが、風向きと潮流れが逆方向になるとチョピーな波が立ち、ぶつかり合うと小型ボートにはつらく、ドッシン、バッタン、大型タンカーの引き波で更にドッタン、バッタン。
向かい波が前面ガラス一面に打ちつけます。時には大型貨物船とボートの距離は手は届きそうになるくらいの時も・・・
大きなビルが直ぐ隣を動いて行く感じ。大型タンカーや貨物船は、漁船や小型ボートの為に進路を変えることはしない。というか変えようがないのだろうと思う。
蓋井島からの帰り、浅瀬でペラをヒットしてしまい、トロトロとしか走れなかったときがあったが、潮流れが緩い時間帯であったために助けられたこともあった。早いもので、もう7年前の出来事だ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます