新星空の友

ヘルクレス座α星(重星)を観察・撮影しました

 夏の星座、ヘルクレス座α星(重星)を観察・撮影しました。
 5月23日夜、曇り時々晴れ。内合前の細くなった金星を撮影しようと20cmドブソニアン望遠鏡を庭へ準備しましたが、低空過ぎて我が家から見えなくなっていました。その代わりに重星を観察・撮影することに切り替えました。
 先に夕方のいつものウォーキングを短縮コースで済ませました。帰宅後、望遠鏡を準備し直して観察・撮影しました。
 最初に観察した重星はうしかい座κ(カッパ)星とε星です。この二つの重星は望遠鏡の重星リストから自動導入して観察だけ行いました。
 次に目的のヘルクレス座α星(ラス・アルゲティ)を望遠鏡の重星リストから自動導入しました。
 薄雲が掛かり×200倍でアイピース(接眼レンズ)を覗いてもハッキリとは観えませんでした。しかし、時々ハッキリ観えますので、ハッキリ観える時を狙って撮影することにしました。
 明るい方の星がオレンジ色で暗い方の星が青白っぽく分離して観えました。この星は2018年にも観察・撮影しています。

 撮影した写真を添付します。

 ヘルクレス座α星は光度3~4-5.4等、角距離4.6秒です。
 望遠鏡の自動導入での重星巡りは効率良くて楽しくなります。

ヘルクレス座α星、ラス・アルゲティ(重星)
2020年5月23日21時11分21秒  露出1/8秒×6コマ
20㎝ドブソニアン望遠鏡 F6 アイピースNPL6㎜
35㎜ F4.5 コリメート撮影 トリミング ISO3200 自宅
気温20℃



 

 


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