新星空の友

昨季の火星で複数のミッチェル山の写った写真を載せました

 昨季(2018年)の火星で複数のミッチェル山の写った珍しい写真を載せました。
 5月22日曇り時々晴れ。ぐずついた天気で星空撮影できませんので、今年の火星観察シーズン前に、昨季大接近時の火星で複数のミッチェル山の写った写真を載せることにしました。
 昨季にミッチェル山について調べてみました。
 調べる前は、ミッチェル山は固有の1個の山だと思っていました。しかし、調べた結果、固有の山ではなく、南極冠の氷が解けて離れ小島に分離した氷の塊の総称でした。1個とは限りませんでした。
 ミッチェル山の由来は、19世紀にアメリカの天文学者・ミッチェルが発見して発見者の名前が付いたそうです。
 凸凹した形状の所に氷が残って塊に見えるのだそうです。火星探査機が調査しても山の形は存在しなかったようです。
 私が複数のミッチェル山が写っていることに気付いたのは、20cmドブソニアン望遠鏡で撮影した火星の画像処理中に南極冠の写り具合を暗くしていった時でした。画像処理で南極冠を暗くしなければ複数のミッチェル山を知らないで終わりでした。ミッチェル山について調べることもなかったでしょう。偶然の気付きでした。

 昨季の複数のミッチェル山の写った写真を添付します。

 上の南極冠の所の二つの白い塊がミッチェル山です。
 今季もミッチェル山が撮影できたらと思います。

火星の二つのミッチェル山
2018年8月25日21時12分
露出1/60秒×250/500フレーム×2コマ 
20cmドブソニアン望遠鏡f1200 ×2倍バローレンズ
NEXIMAGE5 GAIN16 動画撮影
ステライメージ8動画処理+フォトショプ処理
トリミング 上方が南 気温不明






 

 
 


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