なぜか今季はシリウス伴星がうまく観察・撮影できていません。
3月3日夜、晴れのち曇り。3月に入りましたので、シリウス伴星が観察・撮影し易い時季になったと思って、自宅で20cmドブソニアン望遠鏡を使って観察・撮影に挑戦しました。
ところが、シリウス南中の頃を狙って観察しましたが、×200倍で伴星が観えたか観えないか判らないような状態でした。連写撮影を繰り返しましたが、カメラモニターをチェックしても伴星らしい点がハッキリしませんでした。
撮影後の夜、写っていそうな写真をソフト現像処理しましたが、確信の持てる伴星の点像が見当たりません。
望遠鏡で覗いても、「これが伴星だ」というものがありません。シーイングが良い状態でないことが大きな要因かもしれません。昨年までは普通に伴星が確認できていました。
今季は2月から今回で4回挑戦しましたが、うまく観察・撮影できていません。なぜか不思議です。こんなにシリウス伴星の観察・撮影は難しいのかと、今思っています。
今月がシリウス伴星撮影のチャンスに変わりはありません。あきらめずに、今後何回か撮影に挑戦しようと思います。
※ハッキリ写ったシリウス伴星の写真は、昨年(2019年)10/19のブログに
載せています。
ご覧でない方は、一度チェックして頂ければと思います。