1ケ月ぶりにパンスターズ彗星(C/2017 T2)を撮影しました。
12月28日快晴。夕方からきれいな快晴でしたので、星空に誘われてウォーキングを短縮コースに変更して、帰宅後パンスターズ彗星を撮影することにしました。
ステラナビゲータ10ソフトで彗星の位置を確認しました。地平高度約70度で鏡筒が望遠鏡の三脚と干渉するかもしれませんが、庭へε-130D望遠鏡を準備しました。
望遠鏡を予報位置へ向けました。鏡筒は三脚と干渉せず、約5cmの隙間がありました。
試写してカメラモニターをチェックしますと、パンスターズ彗星が写っていました。すぐに判りました。
現在、彗星はきりん座にいます。21時頃、北極星の上の方で天頂近くです。
連写撮影しました。実験を兼ねて感度ISO1600と3200の2通りで撮影しました。
ISO3200の方が感度が2倍ですから、露出時間半分で済みます。写り具合が一緒であれば、ISO3200の方が効率的で良いかもしれません。今後の参考にしようと思います。(12/29にISO3200の写真をソフト現像処理しました)
彗星光度はステライメージ8ソフトで自動測定しますと、10.6±0.2等です。1ケ月前(11/24)と同じでした。まだ増光していないようです。来年(2020年)の予報光度8等までを期待したいと思います。
撮影した写真を添付します。
光害の自宅でも尾が写っています。尾は下の方(南)へ出ています。
パンスターズ彗星(C/2017 T2)
2019年12月28日21時09分10秒~12分19秒
露出10秒×18コマ ε-130D F3.3 LPR-Nフィルター
メトカーフコンポジット トリミング ISO1600 自宅 気温3℃
上が北