引き続き、サブAPI関連第3話。
前回の記事の通り、
ハ)ある出品物の(-1円設定の)出品者が2社以上サブAPI利用。
→1時間に付き約30円ずつ最低価格が下がっていく。
という従来の常識を覆すような短時間の価格暴落を極力避けるために、どうしたらよいのか。
例えば-1円だと下げがきついので、自分は±0円の設定をしますと言ったところで、
相手も必ず±0の設定にするとは限りません。
ニ)サブAPI仕様A社のみ-1円設定、他のサブAPIのB社が±0円設定しても、
商品価格が例えば1000円→A社999円(-1)→B社999円(±0)→A社998円(-1)→B社998円(±0)→・・・
という形で2分おきに→に移っていくので、1時間当たり15円(24時間で360円)下落することに
なってしまいます。
-1円同士の設定に比べて半分の下げ幅ですが、下げ幅がきついのには変わりありません。
つまり1社でも-1円設定のサブAPIツールが混ざっていると、不本意ながら価格下落スパイラルに
まきこまれてしまう結果になります。
その結果、殆どの出品者の出品物が数日のうちに1円本の山になってしまうでしょうw
ツール開発者の設計上の課題
さて、サブAPIツールが世に出てくる際に、最もシンプルな価格改定ツールの設計ですと、
ツール運営者(出品者)の要求どおりの価格改定をそのままするだけの機能しか持たない
ものがあるかもしれません。
±0円とか-1円に設定するのはツール使用者の自己責任の問題で、個別商品ごとに最低価格の
設定が出来ますので、下げすぎないよう自己防衛して下さい
となるかもしれません。
これはある意味で現行のMWSツールでは当たり前の流儀なんですが、価格の下げ方が緩慢な
こともあって、特に問題にはなりませんでした。
ところがサブAPIツールでは、仮に±0円設定(コバンザメ設定)したにもかかわらず、
1週間後には在庫の総額が半分以下になってしまうかもしれません。
あるいは、ほとんどの商品が自分で設定した最低価格で止まっており、実勢最低価格が
それ以下になっているものが多くあって、実質的に固定価格で出品したのと何ら変わり
ない、すなわち回転率が著しく落ちているかもしれません。
そこで悪意のある人が、こういうツールを故意に無料でネット配布して「他の出品者を破産に追い込む」とか、
「安くなったところを電脳する」などと企むかもしれません。そういうレベルのものになってしまいます。
そうなるとお金を取って販売されるサブAPIツールは、価格下落スパイラル抑止のために、
現行のMWSツールには存在しなかったいくつかの新たな創意工夫を当然入れる必要があるでしょう。
開発者泣かせの価格下落防止システム
とは言っても、この下落抑止のシステム体系を作り上げるのは、かなり困難を極めるものと思われます。
私のアルツがかった頭を絞って考えられる可能性は、
・-1円設定で-1円にするのは非サブAPIツール対象者に限定される。相手をサブAPIツールと認識したら
自動的に±0円に設定される。
(→ -1円設定暴走アカウントのブラックリスト機能w)
・1時間あたり○円以上下げない。(時間当たりの下げ幅制限)
・相手がサブAPIと認識する過程で下げ過ぎてしまった分を補正する機能。
のようなシステムが考えられます(あくまでも例えばの話ですが)。
一定以上の販売力向上の成果が無ければ、ツールを使用する意味がありませんので、
あくまでも価格下落に対処しつつ、かつ可能な限りの最安値を確保できるような設計に
なるのではないかと思います。
最後に余談ですが、決して普及版クラスのものでは期待できない、人口知能AIに近い複雑なプログラムに
なりそうなのがこのあたり。
・最安値集団から2番手集団への後退機能(現行MWSルートのデータによる補正)
あるいは、3番手価格-1円の価格への自動補正機能。
今回は以上です。
前回の記事の通り、
ハ)ある出品物の(-1円設定の)出品者が2社以上サブAPI利用。
→1時間に付き約30円ずつ最低価格が下がっていく。
という従来の常識を覆すような短時間の価格暴落を極力避けるために、どうしたらよいのか。
例えば-1円だと下げがきついので、自分は±0円の設定をしますと言ったところで、
相手も必ず±0の設定にするとは限りません。
ニ)サブAPI仕様A社のみ-1円設定、他のサブAPIのB社が±0円設定しても、
商品価格が例えば1000円→A社999円(-1)→B社999円(±0)→A社998円(-1)→B社998円(±0)→・・・
という形で2分おきに→に移っていくので、1時間当たり15円(24時間で360円)下落することに
なってしまいます。
-1円同士の設定に比べて半分の下げ幅ですが、下げ幅がきついのには変わりありません。
つまり1社でも-1円設定のサブAPIツールが混ざっていると、不本意ながら価格下落スパイラルに
まきこまれてしまう結果になります。
その結果、殆どの出品者の出品物が数日のうちに1円本の山になってしまうでしょうw
ツール開発者の設計上の課題
さて、サブAPIツールが世に出てくる際に、最もシンプルな価格改定ツールの設計ですと、
ツール運営者(出品者)の要求どおりの価格改定をそのままするだけの機能しか持たない
ものがあるかもしれません。
±0円とか-1円に設定するのはツール使用者の自己責任の問題で、個別商品ごとに最低価格の
設定が出来ますので、下げすぎないよう自己防衛して下さい
となるかもしれません。
これはある意味で現行のMWSツールでは当たり前の流儀なんですが、価格の下げ方が緩慢な
こともあって、特に問題にはなりませんでした。
ところがサブAPIツールでは、仮に±0円設定(コバンザメ設定)したにもかかわらず、
1週間後には在庫の総額が半分以下になってしまうかもしれません。
あるいは、ほとんどの商品が自分で設定した最低価格で止まっており、実勢最低価格が
それ以下になっているものが多くあって、実質的に固定価格で出品したのと何ら変わり
ない、すなわち回転率が著しく落ちているかもしれません。
そこで悪意のある人が、こういうツールを故意に無料でネット配布して「他の出品者を破産に追い込む」とか、
「安くなったところを電脳する」などと企むかもしれません。そういうレベルのものになってしまいます。
そうなるとお金を取って販売されるサブAPIツールは、価格下落スパイラル抑止のために、
現行のMWSツールには存在しなかったいくつかの新たな創意工夫を当然入れる必要があるでしょう。
開発者泣かせの価格下落防止システム
とは言っても、この下落抑止のシステム体系を作り上げるのは、かなり困難を極めるものと思われます。
私のアルツがかった頭を絞って考えられる可能性は、
・-1円設定で-1円にするのは非サブAPIツール対象者に限定される。相手をサブAPIツールと認識したら
自動的に±0円に設定される。
(→ -1円設定暴走アカウントのブラックリスト機能w)
・1時間あたり○円以上下げない。(時間当たりの下げ幅制限)
・相手がサブAPIと認識する過程で下げ過ぎてしまった分を補正する機能。
のようなシステムが考えられます(あくまでも例えばの話ですが)。
一定以上の販売力向上の成果が無ければ、ツールを使用する意味がありませんので、
あくまでも価格下落に対処しつつ、かつ可能な限りの最安値を確保できるような設計に
なるのではないかと思います。
最後に余談ですが、決して普及版クラスのものでは期待できない、人口知能AIに近い複雑なプログラムに
なりそうなのがこのあたり。
・最安値集団から2番手集団への後退機能(現行MWSルートのデータによる補正)
あるいは、3番手価格-1円の価格への自動補正機能。
今回は以上です。