「ARGYLLE アーガイル」(2024英=米/東宝東和)

《「キングスマン」シリーズのマシュー・ボーン監督が描く痛快スパイアクション。作家エリーをブライス・ダラス・ハワード、彼女を救うエイダンをサム・ロックウェル、エリーが描く小説の主人公エージェント・アーガイルをヘンリー・カビルが演じた。そのほか共演にジョン・シナ、サミュエル・L・ジャクソン、シンガーソングライターのデュア・リパら。「PAN ネバーランド、夢のはじまり」のジェイソン・フックスが脚本を手がけた。》

007シリーズも顔負けのド派手なオープニングからの、予告変の時から気になっていたニャンコが大活躍、途中からなんでもありな展開で脱力しかけたけど、猫のアルフィーが可愛かったので最後まで飽きずに観ることができた。

正直なところエリー役のブライス・ダラス・ハワードはアクションやるにはちょっとふくよか過ぎたり、エイデン役のサム・ロックウェルもいつの間にか普通のおじさんの風貌になっていたのでちょっと役に合わない気がしたというか、いっそのことアーガイル役のヘンリー・カビルとラグランジェ役のデュア・リパがやってくれたら何度も観たい作品になったかも。

ちなみに大活躍の猫のアルフィーを演じたチップちゃんはタレント猫ちゃんじゃなくてマシュー・ボーン監督の飼い猫なんだそうで、かなり癖が強かったらしく、共演したサム・ロックウェルによれば“このクソ猫ちゃんは悪夢だった、続編があるとしたら「チップはサム・ロックウェルと目を合わせてはいけない」という条項を契約に盛り込むね”と話しているそうだニャンww

☆あらすじ☆

謎のスパイ組織の正体に迫る凄腕エージェント・アーガイルの活躍を描いたベストセラー小説「アーガイル」の作者エリー・コンウェイは、愛猫アルフィーと一緒にのんびり過ごす時間を愛する平和主義者。新作の準備を進めている彼女は、アルフィーを連れて列車で移動中に謎の男たちに命を狙われ、エイダンと名乗るスパイに助けられる。やがて、エリーの小説が偶然にも現実のスパイ組織の行動を言い当てていたことが判明。エリーの空想のはずだった世界と、命を狙われる現実との境界線が曖昧になっていくなか、敵の一歩先を行くべく世界中を駆け巡るエリーだったが……。
※映画.comより

キャスト
ブライス・ダラス・ハワード
サム・ロックウェル
ブライアン・クランストン
キャサリン・オハラ
ヘンリー・カビル
デュア・リパ
ジョン・シナ
ワイアット
サミュエル・L・ジャクソン
アリアナ・デボーズ
ソフィア・ブテラ
リチャード・E・グラント

監督
マシュー・ボーン

原題  Argylle

139分

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T・ジョイPRINCE品川1 15:55〜観客20人程/119席