正直なところ、自分と似た年代の夫婦の日常的なやりとりをわざわざ映画館で観なくてもとか思いながらも、だからこそのあるある感の面白さもあってニヤニヤ(笑)
橋爪功さんが出ているのでどうしても山田洋次さんの「家族はつらいよ」シリーズをを思い出して奥さん役が高畑淳子さんだと強すぎるような気もしたけど、この夫にして妻ありなところもあって合っていたかも。
話の軸は終活なんだけど、思い出の効用や許すことの大切さを描きながらの、着地点が主人公の青年の家族の方にシフトしているところも未来を感じさせてよかった、なにげに婚活も入ってたりして？(笑)
年代的にドンピシャなチューリップや財津和夫さんの歌の数々もツボでずっと聴いていたかった。
橋爪功さん扮する夫の設定が旦那と同じ1946年生まれでびっくり、急に終活が身近になってきて複雑な思いだったのは内緒(^^;
あらすじ
結婚50年目を迎えた、大原夫妻。妻である千賀子は、定年退職後の夫・真一が家にこもっていることでストレスを抱えていた。一方、娘の亜矢は自身の勤め先の客で“終活フェア”に携わる葬儀社の菅野と出会う。亜矢は、両親に終活フェアへ行くようすすめるが……
113分
監督
香月秀之
キャスト
水野勝
剛力彩芽
松下由樹
藤吉久美子
大島さと子
増子倭文江
袴田吉彦
佐々木みゆ
小林綾子
螢雪次朗
大和田伸也
石丸謙二郎
金田明夫
西村まさ彦
石橋蓮司
高畑淳子
橋爪功
新宿ピカデリー9 16:05～観客20人程/127席
