続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「キャプテン・フィリップス」(2013米/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)

“生きて還る…2009年のソマリア海域人質事件をテーマに、海賊に拉致されたコンテナ船船長をトム・ハンクスが演じたドラマで、船員の救出と引き換えに4日間にわたって海賊の人質となった船長の運命と、海軍特殊部隊ネイビーシールズによる救出作戦を、緊張感あふれる演出で活写する”

これはいい意味で思っていたのと違っていたというか、てっきりキャプテンが大活躍のヒーローもの救出劇と思ったら…海賊とコンテナ船やアメリカ海軍との攻防とかリアルでハラハラドキドキしながらも、メデタシメデタシの勧善懲悪ドラマとはひと味違う映画だった。

トム・ハンクスと奥さん役のキャサリン・キーナー以外は名前を知っている俳優さんたちが出ていないのも逆にリアルでよかった。

キャプテン役も無名の俳優さんでもよかったのかもだけど、コンテナ船を襲う海賊たちのやむにやまれぬ葛藤を読みとって敵味方ではなく、人間同士として相手を思いやるキャプテンの気持ちが自然に伝わってきて涙が出てしまったのは、トム・ハンクスの演技のうまさなのかも、別の意味でのヒーローものと思えた。


《2009年4月、ソマリア海域を航海中のコンテナ船、マークス・アラバマ号を海賊が襲撃。武器を所持していた4人の海賊に、武装していなかったアラバマ号はあっという間に占拠されてしまう。船長のリチャード・フィリップスは、20人の乗組員を自由にしてもらう代わりに自らが海賊の人質となり…》

原題:CAPTAIN PHILLIPS

◆CAST

トム・ハンクス、キャサリン・キーナー

134分

TOHOシネマズ錦糸町5 18:25~観客50人程/116席




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