続・とりあえずの映画鑑賞メモ

純喫茶磯辺(2008)

“喫茶店はじめたぐらいじゃ、人生変わらないと思ってた…ノスタルジックだけど新しい。可笑しいのに、なぜか切ない”

さてさて、今週もなんとかお楽しみの水曜日にできそうなので雑用を早めに片付けて新宿に向かいました

で、まずはこれですが、うんうん、こんな喫茶店があったら入ってみたい…かは微妙ですが、不思議な感触で面白かったです

内容は…“妻に捨てられ冴えない人生を送る中年男の主人公が、一人娘の冷たい視線も気にせず勢いだけで始めた喫茶店を舞台に、店に集まるひとクセもふたクセもある常連客たちと父娘が織り成す人間模様を描いたハートフル・コメディ”ですが、父親役の宮迫博之の脱力系な感じと、娘役の仲里依紗の、芯はしっかりしているけど揺れる乙女心の繊細さがうまく絡んで退屈しないんですよね。

とらえどころのない美女役で登場の麻生久美子もよかったです、けっこう過激なことも言ってるのに彼女の口からだと、なんかほわ~んとした感じというか、あの、少し鼻にかかった声がいいんですよね、罪です(笑)

吉田恵輔監督作品としては、前にレイトで観た「机のなかみ」も面白かったけど、“一途なのに下心たっぷり…予測不能な、素晴らしくない世界”を描いているという意味ではこちらもなかなかでした、これからも期待したいです

テアトル新宿16:20~観客60人程/218席
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