最初のうちはお近づきになりたくないイヤなおばさんに思えた「メリー・ポピンズ」の原作者パメラ・トラバースが観ているうちにだんだん寄り添う気持ちになってきて、最後は、ずっと終わって欲しくないディズニーワールドそのものみたいな温かい気持ちになれる映画だった。
原題が答になっているような邦題の付け方も大正解かも、ウォルト・ディズニーの生い立ちを垣間見ることができたのも嬉しかった!
名画座全盛の頃に何度か「メリー・ポピンズ」は観たことがあるけど、原作者にこんなエピソードがあったなんて全然知らなかったので、改めて「メリー・ポピンズ」を観てみたい。
《ウォルト・ディズニーは娘が愛読している児童文学「メリー・ポピンズ」の映画化を熱望し、原作者パメラ・トラバースに打診するが、トラバースは首を縦に振らない。やがてイギリスからハリウッドへやってきたトラバースは、映画の製作者たちが提案する脚本のアイデアをことごとく却下。なぜトラバースは「メリー・ポピンズ」を頑なに守ろうとするのか。その答えが、幼い頃の彼女と父親との関係にあると知ったディズニーは、映画化実現の最後のチャンスをかけ、トラバースにある約束をする…》
監督は「しあわせの隠れ場所」のジョン・リー・ハンコック。
◆キャスト
トム・ハンクス, エマ・トンプソン,ポール・ジアマッティ, ジェイソン・シュワルツマン, ブラッドリー・ウィットフォード
原題:Saving Mr. Banks
上映時間:126分
品川プリンスシネマ1(プレミアム)17:50~観客7割程/96席
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