人の命とひきかえに…死刑に立ち会う一人の刑務官を主人公に、命の重さと人が生きていくことの意味を静かに問う人間ドラマ”
今日はお楽しみの水曜日、なんとか2本いけそうなのでとりあえず有楽町に向かいました
まずはこちらの作品ですが、原作は吉村昭の同名短編なんですね。
内容は…“有給休暇を使い果たした中年男の刑務官が子連れの未亡人と・美香と結婚することになり、子連れ新婚旅行に行くためにある申し出をしたことで得た休暇の前後を描く”というもので、タイトルの“休暇”には特別な意味があるわけですが…。
この作品、たぶん、テーマで観るぶんには面白いのかもですが、私みたいに、映画に“匂い”や“雰囲気”を求めるタイプの人間には少し物足りないというか、素材はいいけど余計な調味料がいっさい入ってないような感じというか、場面、場面に必要なものや人が配置されているだけで、拡がりを感じられなかったというか、繋がりが見えないというか…。
ただ、死刑執行の際に"支え役"という任務があることや、その役を勤めた刑務官にはある特典が与えられるということなど、この映画を通じて知ったので、そういう意味ではとても興味深い作品でした
全然関係ないけど、柏原収史、誰かに似ていると前から思ってましたが香取慎吾と似てるかも
有楽町スバル座16:05~観客60人程/270席
