続・とりあえずの映画鑑賞メモ

アウェイ・フロム・ハー 君を想う(2006カナダ)

“君を幸せにできるなら、この孤独を受け入れよう…「死ぬまでにしたい10のこと」の実力派女優サラ・ポーリーが長編映画監督デビューを飾った感動ヒューマン・ドラマ”

さて本日2本目ですが、こちらも内容的にはちょっと微妙…というか、思わぬ展開に戸惑ってしまいましたが、相変わらず、綺麗なジュリー・クリスティに見とれてしまいました

内容は…“認知症という悲劇に直面した老夫婦の心の葛藤と深い愛を静かに見つめる”というものですが、認知症になってしまうのがジュリー・クリスティ演じる妻で、アカデミー賞主演女優賞にもノミネート…残念ながらオスカーはピアフを熱演したマリオン・コティヤールに行ってしまいましたが、ゴールデングローブやNY批評家協会賞では堂々の主演女優賞に輝いたのも納得の、難しい役どころをこなしていました。

というか、名画座の全盛期にスクリーンで、輝くような彼女を観た映画ファンにとって、彼女が認知症の役だなんて感慨深いものがありますが、そういう私も近づきつつある老いを実感するこの頃、なんか、ジュリー・クリスティがぐっと身近な存在になったような…。

とはいえ、変わらない美しさに驚きました、歯はごまかせても、目はごまかせませんよね、特に白目の部分が全然濁ってなくて、ほんとに真っ白なんですよ。

役柄のために老けた感じを出していましたが、まだまだ普通のラブストーリーでも活躍して欲しいです。

って、なんか彼女の話で終わりそうですが、週に何度か介護施設まわりをしている自分にとっては身近な問題でもあり、考えることの多い作品でした、さすがに、老夫婦のベッドシーンや、認知症の伴侶を持った者同士のベッドシーンは見たくないような気もして“ほのめかし”だけで充分と思いましたが…たぶん、若い人の方が、抵抗なく観られるのかもですね。

私も最近物忘れはひどいし、新しいことはなかなか覚えられず…どれくらいひどくなると認知症になるのかはわかりませんが、いざとなったら自分から進んで介護施設のお世話になりたい、と思いましたが、その時にはそんな判断力もないんでしょうね

ということで、また感想がだいぶたまってしまったので、とりあえず送信

銀座テアトルシネマ19:00~観客8割程/150席
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