続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「生きうつしのプリマ」(2015独/ギャガ)

《『ローザ・ルクセンブルク』などで知られるドイツの女流監督マルガレーテ・フォン・トロッタが手がける愛と感動のストーリー。亡き母と生き写しの歌手に出会った主人公が、母の過去に秘められた思いも寄らない事実を知ることになる様を、美しいオペラの旋律に乗せて描き出す。『ハンナ・アーレント』のバルバラ・スコヴァが1人2役を演じる。》

最初のうちは役柄的に女優さんたちの年齢が高めで、相手の男優さんたちと親子なのか夫婦なのかわかりにくくて混乱したけど、慣れてしまえば上質のミステリーとして楽しめた。

主人公ゾフィを演じたカッチャ・リーマンがどこかで見たことがあると思ったら「帰ってきたヒトラー」でTV局の局長だったのも収穫、「レジェンド 狂気の美学」のホラーすれすれのドンバチを観た後だったので、ドイツの水と緑の風景やメトロポリタン歌劇場、セントラルパークなどの風景の美しさも目の保養だった。

ストーリー
1年前に母エヴェリンを亡くしたゾフィは、父から、母そっくりの女性の存在を知らされる。彼女はカタリーナという名で、メトロポリタン・オペラで歌う著名なプリマドンナだった。ゾフィは彼女のことを知りたいという父に強引にニューヨークへと送り出され……


原題 DIE ABHANDENE WELT

101分

監督
マルガレーテ・フォン・トロッタ

出演
カッチャ・リーマン
バルバラ・スコヴァ
マティアス・ハービッヒ
グンナール・モーラー
ロバート・ジーリゲル
カリン・ドール
アウグスト・ツィルナー
リュディガー・フォグラー

YEBISU GARDEN CINEMA1 19:20~観客30人程/185席




名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「映画」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事