こんにちは。
今日の休みは出かける予定だったが
天気が大雨予報の為、キャンセルして
久しぶりにブログを書く。
今日で6月も終わりだが、今回を入れても
たった4回しか更新出来ず、一応
「TAMAの日記」
と題しているからには、もう少し7月は
更新頻度を上げたいと思っている。
【News Release】
— JR西日本ニュース【公式】 (@news_jrwest) June 26, 2023
Apple PayのICOCA
本日から開始
詳しくはこちらhttps://t.co/1ib9513Ikg
先にAndroidでスタートした「モバイルICOCA」が
ようやくiPhoneでも使えるようになった。
今まで私は買い物時に
「支払いはICOCAで」
と言いながら、実際は長年モバイルSuicaで
支払ってきたし、JR西日本の電車に乗る時も
改札にかざすのはモバイルSuicaだった。
私のようにJR西日本管内に居住する人でも
モバイルSuicaの愛用者はかなり居て、
JR西日本がJR東日本に支払う手数料も、
馬鹿にならなかったらしい。
JR東日本や東海に比べて儲かる路線が
少なく、経営基盤が弱いJR西日本の為に、
早々にICOCAアプリをマイiPhoneに
ダウンロードして手続きした。
去年は無謀にも、北鎌倉の「明月院」へ紫陽花を
見に行ったが、今年は近場に行こうと、宇治の
「三室戸寺」を候補にプランを考えていたが、
何のTwitterだったかは忘れたが、京都の
西山地区にある「柳谷観音」が良いと知り、
午前は柳谷観音、午後は三室戸寺に行く
プランでほぼ固まっていた。
その後、ブロガーさんが柳谷観音と同じ
西山地区にある「善峯寺(よしみねでら)」の
紫陽花を薦めておられるのを読んで、
どうせなら、善峯寺にも行こうと
プランを練り直したのだが、私の場合
🚗の運転が嫌なので(特に京都は❗️)
電車バス利用が前提。
善峯寺と柳谷観音は、直線で結べば割と
近いのだが、どちらも山間部にあって
両方行くには一旦、麓に下りてまた
上る過程が必要なのだ。
善峯寺は、JR向日町駅から阪急バスが
近くまで行くのでまだ良いが、柳谷観音は、
JR長岡京駅から阪急バスで至近のバス停に
着いても、そこからまた40分ほど歩かないと
たどり着けない。
山間を走るローカル便なので、本数も当然
限られているし
「何とも効率が悪いな…」
頭を悩ませていると、こんなTwitterが…
京都西山の紫陽花+青紅葉を巡るシャトル便のお知らせです💠
— MKトラベル【公式】 (@mk_ryokou) June 12, 2023
ご参加お待ちしています!
【あと1名様お申込みで出発】
6/19、6/24いずれも午前コース
【あと2名様お申込みで出発】
6/21、6/23、6/27いずれも午前コース
写真:楊谷寺の新名所“アンブレラスカイ”など☂️(私の撮影では無いです!)
↓続く pic.twitter.com/RZfPI9hFpN
ツアー料金¥7,000也…
「高いなぁ…」
と思いつつ、よくよく考えると、
京都駅八条口のMKタクシー乗り場から
交通の便が良くない西山地区の寺院を3つ
ほぼ半日で周れ、再び京都駅に戻ってくる
までの価格だ。
ここは大人しく、💴で時間と快適性を
買うことにして、21日の便を予約した。
3日前に出発確定とのメールがあり、
旅行代金を支払った。
6月21日(水)
京都駅八条口のMKタクシー乗り場に朝9時集合。
参加者8名が、ハイエースのジャンボタクシーに
乗り込んでいくが、男は私一人😓
(ドライバーも女性だった)
また、4名が一人で参加していた。
京都西山地区に入り、次第に入り組んで
狭くなっていく道を見ていると、他人に
運転してもらう事の有り難さをしみじみと
感じる。
車一台通るのがやっとのような曲がり道から
突然、阪急バスが姿を現すが、なんと、
あちらも女性ドライバー。
女性ドライバー同士、会釈しながら慎重に
すれ違うが、向こうは中型路線バス、
こちらはハイエースで
「よくこんな狭隘な道を走れるもんだ」
🚗の運転が嫌いな私は、もはや
尊敬の念さえ抱く…
竹林を抜けて山道を上り切ると
最初の目的地「善峯寺」に到着。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/df/6dcb00acc513eef2765669e87d43e052.jpg?1688105230)
そして、こちらが
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/96/805860e081cfc762d0f21f5c1c1062e1.jpg?1688105468)
今回お世話になるMKのジャンボタクシーと
ドライバーさん。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/f8/07a8695665a7c98b7bcc170e9436ba87.jpg?1688105617)
善峯寺 山門(楼門)
ここに受付があり、入山料¥500を納める。
善峯寺について詳しいことは
公式サイトを見ていただくとして
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/65/397e6254e920e4741e89e4d0c6219974.jpg?1688106089)
石段を上がっていくと、本堂(観音堂)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/09/abd95689485c395c4fdeaedd64f06c91.jpg?1688106221)
そして、ここにも
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/26/8e1cde7647ac5553a9593e6191a801c0.jpg?1688106247)
紫陽花の花手水
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/7b/a4b4e75e8600ed6e431719aab0f25a80.jpg?1688106298)
現在、善峯寺の多宝塔が改修工事中で
国指定重要文化財 多宝塔の改修工事が進んでおり、
— 京都 西山 善峯寺(よしみねでら) (@yoshimine1029) June 25, 2023
滋賀県の松村工務店の職人の方によって、屋根に檜皮を葺く作業が始まりました。
竹釘を口に含み、一本ずつ口から出して檜皮に打ち込む様子を撮影しました。宜しければご覧下さい。 pic.twitter.com/YDMvBc385x
えっ⁉️
滋賀の松村工務店て、東近江市(旧蒲生町)の
松村工務店やないか。
こんな所まで来てるんやなぁ…
この多宝塔の横に枝を伸ばしているのが
樹齢600年以上、全長37mの
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/7a/1c7488796d65a17c24b682e1825fcd21.jpg?1688106862)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/18/8ea5bd9f93062a8f5a80d528ca398d76.jpg?1688106863)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/1e/0d31cdd64d67a1f883f06c4434bb4f7a.jpg?1688106863)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/a1/d5ecc088b9454b089ab1264686b58b76.jpg?1688106863)
「遊龍の松」
昔は50m近くあったそうだが、マツクイムシの
被害で切断されて現在の姿に…
それでも中々の迫力がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/e2/83469cd99ac17f45ab9ae0ef03fe6600.jpg?1688111708)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/2c/5c24ac4f7113bd37e51994d87b079fe6.jpg?1688107098)
経堂の横には、徳川綱吉の生母
「桂昌院」お手植えとされ
JR東海のCMでも紹介された
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/26/317df302cb1fc86e6c1fa3ad403f2df6.jpg?1688107712)
(善峯寺公式サイトより)
枝垂れ桜が、今は葉を青々と茂らせている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/2e/79577c665bdc8e76a4ea42e4a4c98103.jpg?1688108437)
経堂から石段をさらに上り、門をくぐれば
一度は衰退した善峯寺を今の形にまで
復興させた「桂昌院」の遺髪を収めた
廟所がある。
となれば、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/a1/383783ded4d55840ba9059dce223631d.jpg?1688111114)
(善峯寺公式サイトより)
なぜここまで桂昌院が善峯寺の復興に
尽力したのか、今、ブログを書いて
疑問が湧いたので、ブロガーさんは既に
知っている事と思うが、私は歴史に
疎いので、自分の為に少し寄り道(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/e8/cce033ea9ed63730423207d3bd28e49a.jpg?1688109919)
たらちをの 願いをこめし 寺なれば
われも忘れじ 南無薬師仏
(善峯寺公式サイトより)
「たらち」とは実父の意味。
諸説あるようだが、桂昌院の父親は、
京で八百屋を営んでおり、子供を
授かりたいと善峯寺を詣でて
生まれたのが「桂昌院」との
説が一般的なようだ。
元々は低い身分だったが、後に徳川家光の
側室にまで上りつめ(俗に言う「玉の輿」)
後の将軍、徳川綱吉を産んで将軍の母にまで
なった。
桂昌院は各地の寺院を復興させているが、
特に今の自分があるのは善峯寺のおかげと、
衰退していた寺の復興に尽力したようだ。
寄り道はこれぐらいにして、先へ進む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/7c/41ee830c0fdbda4f167111858266414c.jpg?1688111871)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/18/9baf1081426c51bc876adda270a4c2a7.jpg?1688111871)
遠く京都市街を一望しながら歩いて行くと
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/68/35f96b15c4334bcb2a6271cad5eb1a4e.jpg?1688112058)
「白山 桜あじさい苑」に到着。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/38/d92ad025ce5b76cb67e47f76d03da213.jpg?1688112267)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/98/6c10e26be9df22b50cb56b65adf8f18c.jpg?1688112267)
自分以外の幸せを願う場所「幸福地蔵」から
下を眺めると
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/00/e54175ec631145ebc334a72bfa8bf365.jpg?1688112621)
広大なあじさい苑が広がる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/77/4d273ac27cef5e0ef7e67b824a6d0457.jpg?1688112782)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/f1/5e878fbacbaf011d9e4c00e622b910f9.jpg?1688112782)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/76/0f8cb13768a4ef49627c6ef9c147658e.jpg?1688112782)
一旦苑に下りて、再び坂道を上って行くと
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/f0/03dff9170cdec3223797b99df67a40a7.jpg?1688112833)
白山明神を祀る「白山社」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/26/b073684470a6548990a046ee1c4d0672.jpg?1688115091)
引き返して、今度はさらに下へ行くと
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/66/ec4ece32f83f39b544b1a1478d620c6c.jpg?1688114375)
「白山名水」
約1000年前、善峯寺を開山した「源山上人」が
この地で白山明神から経典と浄水を授かり、
こちらの水で写経したと伝えられる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/b2/e4cc692990813891d30b0118cab429df.jpg?1688115275)
そうこうしているうちに、タクシー集合
10分前を知らせるアラームが鳴り
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/18/b90dfbc3618a4c10aa6312af60f92311.jpg?1688114867)
急いで駐車場へ戻る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/60/50d5b61adb33a3156779fdc0c2406a1b.jpg?1688115318)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/24/e0558aba3acbfaf83520af51709023ad.jpg?1688115187)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/3b/b7334104b62f238112ab4e14ceecb9cf.jpg?1688115187)
半日で3寺院を巡るので、善峯寺の滞在時間は
ほぼ50分程度。
紫陽花だけが目的の私にはちょうど良かったが、
御朱印を貰う人は、かなりギリギリに
帰って来られた。
また、山寺でアップダウンも多いので
足に自信のない方には、少しキツイ
時間設定かもしれない。
「時間が足りないって、よく言われるんですよ」
MKタクシーのドライバーが人数確認しながら
言っていた。
次の目的地は、善峯寺へ行く途中にある
「十輪寺」だが、長すぎるので一旦
ここまでに![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/sayonara.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/sayonara.gif)
=つづく=