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TAMAの日記

周遊パスでめぐる「森の京都」①周山・常照皇寺へ行く

11月19日(土)

おはようございます。

朝8:45現在の近江八幡は、晴 気温11℃


gooアプリの不調は、一旦アプリを削除後
再ダウンロードしてログインし直したら
無事に解消した。

アプリといえば


COCOAが終了するというので、スマホから
削除していたが

アプリをアップデートしてから削除しないと
通信料等が発生するらしいので、慌てて
再ダウンロードした。

元々良く分からんアプリだったが、最後の
最後まで良く分からんまま終わりそう😩


さて・・・

嵯峨野観光鉄道のトロッコ列車に乗る前に、
京都府南丹市にある


「美山かやぶきの里」へ行ってきた。

嵯峨野観光鉄道へアプローチしやすい
JR山陰本線の沿線に絞って調べていたら、
JR日吉駅から南丹市営バスに50分ほど
乗ると、美山かやぶきの里に辿り着くと
分かった。

そこで、当初は京都駅から山陰本線で
日吉駅へ行き、そこからバスで美山に入る
ルートで計画を立てたが、さらに調べると


こんな切符があって、京都駅から
バスでも美山へ行けると分かった。

きょうと京北ふるさと公社のサイトを
見ると、JRバス、京北ふるさとバス
南丹市営バスが連携して、

京都駅⇨周山⇨かやぶきの里⇨日吉駅
(逆コースもあり)

このルートが、破格の¥1,000🤩で
利用できるのだ。

さらに、途中の経由地「周山」は

国鉄バス時代、京都駅と府県境の村、
鶴ヶ岡を結んだ「京鶴線」の
拠点駅があり、前から一度
行ってみたかった所だ。

そこで、ルートを変更して
日帰り旅に出た。





11月15日(火)

きょうと京北ふるさと公社が推奨する
バス旅ルートは


しかし・・・

このプランだと、既に予約した
トロッコ列車に間に合わない。

そこで、京北ふるさとバスの時刻表を
チェックすると、平日は午前にも1本、
京北バスと南丹バスが接続をとる便が
あり、11時すぎには美山に行ける事が
分かった。

ということで・・・


朝6時過ぎに、京都駅バス乗り場に
やって来た。

ここから始発の6:45発周山行きに
乗るべく、先ずは西日本JRバスの
チケットセンターへ。

「美山へ行くフリー切符をください」

「¥1,000の切符ですね、これから
発券しますのでお待ち下さい」

渡された切符を、ひとまず
ポケットに入れ


バスに乗車。

座席がサラッと埋まった状態で
周山行きのJRバスは発車した。

落ち着いたところで、あらためて
切符を確認する。

「あれっ❓ なんか違うな・・・」

よく見ると


「もうひとつの京都 周遊パス」

これは失敗したと焦ったが、
裏を見てさらにビックリ‼️


失敗どころか、利用できるバスや
区間がさらに増えていた。

なんと京都駅~美山かやぶきの里が
往復¥1,000の荒技も、この切符なら
可能だ🤩

ただ、京都駅のチケットセンターでは
もう僅かな在庫しか無いそうで、今は
売り切れたかもしれない。


近畿・北陸の国鉄バスを引き継いだ
西日本JRバスは、不採算路線を
整理して、現在も運営する
一般路線は大幅に減ったが、


京都駅を発着するJRバスは、
山間部を廃止して周山まで短縮、
「京鶴線」から「高雄京北線」と
名前を変え、京都駅と高雄方面を
ダイレクトに結ぶ観光路線として、
今も維持されている。

私が乗った周山行きは、二条駅など
途中からの乗車もあり、ほぼ満員の
状態で、カーブが続く山坂道を
進んで行く。

ところが・・・

バスの運転手さんが、おそらく
他の営業所から繁忙期の応援なのか
道路状況に不慣れなご様子。

指導者が横に付いての慎重運転の為、
徐々に遅れが生じていた。

周山で、山国御陵方面の京北バスに
乗り換え予定だったが、10分遅れと
車内放送があり、の為、手前の
京北合同庁舎前バス停で下車。

灰屋行きの京北バスに無事
乗り換え出来て一安心。

私一人を乗せて、バスはさらに
山奥へ進み、約15分ほど揺られて


こちらのバス停で下車した。

これから向かうのは

「常照皇寺」

寺のパンフレットによると、
南北朝時代、北朝初代天皇だった
光厳法皇が、貞治元年(1362)に
開いた禅宗寺院で、崩御後は寺の
裏山に山国陵として祀られたと
記されている。


桜並木の緩い坂道を、山に向かって
ダラダラと歩いて行く。


ここを上り切ると


山門前に到着。


朝の8時半過ぎだと、さすがに
人もいない。
(奥に一人いた・・・)


紅葉の絨毯を登っていく。


勅額門も既に開いていたので、
さらに中へ




この石段を上ると


勅使門

ここで左に折れると


鐘楼と書院が見えてくる。


まだ拝観開始の9時には早いので
外でブラブラしていると、
書院の方から

「どうぞお入り下さい」

と声がかかったので、中に
入らせてもらう。

ここは拝観料ではなく、
志納金という形式。
(一応最低¥500から)

財布の中を見たが、あいにく
小銭がない。

拝観料なら遠慮なくお釣りを
貰えるが、志納金となると、

「お釣りをください」

とは、なかなか言いにくい・・・

「これでお願いします・・・」

千円札を1枚納めると

「まだお一人ですから、マスク無しで
ゆっくりご覧になってください」

遠慮なくマスクを外し、靴を
脱いで上がる。

住職が居住する


方丈には、観音菩薩像が鴨居の
仏壇に祀られている。


襖絵も、何が描かれているのか
分からないが、なんか良い感じ。


方丈から見る庭には、


江戸時代に、寺を再興した
後水尾天皇が行幸した際、
何度も車を返して
ご覧になったという

「御車返しの桜」


光厳法皇の弟、光明天皇が御所から
持参した苗木を法皇自ら植えたと
伝えられる、推定樹齢650年
国指定天然記念物の

「九重桜」


右に枝しか写っていないが、
岩倉具視が御所から
株分けした

「左近の桜」

これだけ立派な桜があれば
春に再訪したいね・・・

そして奥には


「方丈庭園」


光厳法皇が作庭したと伝えられる。



渡り廊下の奥が、光厳法皇の坐像が
祀られる

「怡雲庵(開山堂)」

中に入ったが、暗いうえに、何か
異空間に迷い込んだ感じがして
怖くなり、直ぐに出た。


暗い所から出て、余計に紅葉の
鮮やかさを感じる。


庭から方丈を見る。

ここも茅葺き屋根だ。


バスの時刻が迫ってきたので、
再び来た道を戻る。


行きと違い、7〜8人の客を乗せた
バスは、周山に向かって
走りだした。


=つづく=


京北ふるさとバス


それでは今日も連続夜勤へ


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