雛人形は早く片づけた方が良いと言うが、娘の帰省を待って今日
野洲の家で「ひな祭り」をした。
お袋が前日から具を下ごしらえして、朝に完成させた
ばら寿司と
これまたお袋が得意とする「ローストビーフの握り」が
我が家の「ひな祭り」の定番メニューだ。
ただ、皆が席に着くとお袋が開口一番
「もう、しんどいから来年からはスシローね‼️」
といきなり宣言して、どうやらお袋お手製のばら寿司は、これで見納め・・・
もっとも、今年の「ひな祭り」は元からスシローで寿司をテイクアウトする予定だったのに、気がついた時には
いつものようにお袋がせっせと作っていたから、来年どうなるかは実のところ不明。
そして、みんなで
「うれしいひな祭り」を歌った。
すると、お袋が
「この歌を作詞したサトウハチローは、この歌が嫌いだったんだって」
「なんで？」
「なんでやと思う？」
「いや、それ聞いてるんや！」
「お内裏さまとお雛様というのは間違いなんやて」
「どういうこと？」
お内裏さまとは
最上段にある「男雛」と「女雛」の一対を指す言葉で
お雛様とは
これに5人囃子も含めた、全ての雛人形を表す言葉だそう。
このサトウハチローのエピソードはかなり有名らしいが、私は今日まで知らなかった。
他にも、「♪赤い お顔の 右大臣」が、本当は左大臣だとか・・・
誤りが分かった時には、既にラジオで放送されて大ヒットしてしまったので、「ひな祭り」ならぬ
「あとの祭り」
作詞を生業とするサトウハチローにとって、この誤りは痛恨の極みだわね。
私なんかは、後で失敗に気付いて「穴があったら入りたい」経験はしょっちゅうだから、
その気持ちは痛いほど分かる(笑)
久しぶりに会った娘は、変わらず元気そうだった。
「いつ頃、コッチに戻れそうや？」
「実は明日、人事が発表されるんやけど、まだ加西に来て1年やし私は関係ないわ」
「そうかー、草津の店やったら通えるのにな・・・」
「守口の店よりは楽やし、まあボチボチやるわ」
「やっぱり守口は大変やったか？」
「そりゃそうよ、近畿で一番忙しい店やからね。でも最近テレビでウチの惣菜が
取り上げられた時は、加西の店も滅茶苦茶忙しかったわ」
「何のテレビや？」
「名前忘れたけど、惣菜10品中9品が合格して新記録やて聞いたで」
「それ、ひょっとしてジョブチューンか？」
「なんか知らんけど、放送の1週間前から上がソワソワして「発注増やしとけよ！」て下に号令かけてたわ」
「企業案件やもん相当金払ってるんやろな。ところで不合格は何やったん？」
「餃子だけが不合格やったみたいやけど、皆んな肉少ないけど美味しいでって言ってるわ」
「もう少し金を積めば全部合格できたんやないか(笑)」
「分からんけど(笑)」
娘に
このYouTubeチャンネルを教えた。
娘は13日まで滋賀に滞在しているが、妻の実家で従姉妹と食事会等、今後の予定が詰まっていて
「今日のうちに、行ってみたいところがあるねん」
と言うので、午後から4人で娘が行きたかった
かねふく「めんたいパーク」へ行く。
お袋、妻、娘の3人が一階のショッピングフロアを見ている間、わたしは2階でコーヒータイム。
2階のテラスから見える比良山地も、雪がだいぶ溶けて春が近い事を感じる。
最後に
ご来場記念の撮影。
娘は13日に近江八幡に来て、近江八幡駅から再びJRと中国ハイウェイバスで
加西市へ戻る予定だ。
なぎさ公園の菜の花は、もう今シーズンは終了。
以前撮った写真を加工して
🇺🇦ウクライナ国民に安寧を
