21時現在の滋賀県南部、全く雨が止まない。
帰宅途中、余りの激しい雨に、車のワイパーを最大にして
運転していたが、それでも前がよく見えずに恐怖を感じたので
通りかかったコンビニの駐車場に、一旦避難した。
田舎のコンビニなので、駐車場の前には一面 田んぼが拡がる。
外は土砂降りだが、田んぼの稲は何も変わらず、静かに
穂を垂れている。
なんとも不思議な光景に思えた。
よくよく考えてみると、降った雨が一気に流れないように、
田んぼは、ダムの役割も果たしているんだよね。
田んぼは、春は生命を育むビオトープの役割もあるし、
この国に無くてはならないものなんだけど・・・
うちの地区でも、米を作る人が最近減ってるよと
お袋が言っていた。割りに合わないらしい。
食べて応援するのが筋なんだろうが、HbA1cの高い
今の私は、あまり協力出来ないのが申し訳ない。
少し雨が弱まったのを見計らって、再び車を発進。
無事、帰宅することができた。
ところで、きょうの昼休み
休憩室でTwitterを見ていたら
「えっ!」
と思わず声を上げそうなツイートを見かけた。
それが・・・
Netflixの「全裸監督」のモデル、村西監督のこの内容
実は最近、うちも全く同じ体験をした。
お袋は昔、保険外交員としてバリバリ働いていた時に
誰かの紹介か何かで知った北海道の業者から、よく
海産物を買っては、近所や知り合いに配っていた。
ある日、お袋に1本の電話がかかってきて、初めはお袋も
ピンとこなかったらしいが、よくよく聞いてみると
その時の、北海道の業者だったようで、
業者はお袋に
「このコロナ禍で商品が売れないんですよ。それで昔
取引のあった顧客の台帳を見てたら、○○さんの名前が
あって、よく買ってもらったので懐かしくて
電話しました・・・」
と本当に朴訥とした口調ながら、切々と訴えたらしい。
お袋も、そういうことなら協力して、家族で久し振りに
北海道の海産物でも食べようかと
1セット ¥15,000
の品物を注文したのだが、届いた箱を開けて
「たったこれだけ?」
とビックリしたらしく、帰宅した私にいきなり
「ちょっとこれ見てよ!これで¥15,000ってどう思う?」
と言ってきたので、箱の中味を見た。
一応 ホタテやホッケ、松前漬、塩辛等が入っていたものの
形は小さいわ量も少ないわで、村西監督は¥4,000相当と
書いてるが、多分 SEIYUだったらもっと安く買えるだろう。
ホッケなんかは、SEIYUで売ってるホッケの方が大きい。
初めは笑っていたお袋も、だんだん腹が立ってきたようで
「こんな人の気持ちを踏み躙るような商売してたらアカンわな!」
お袋が怒るのも無理はない。
そして、ある晩・・・
私が晩飯を食べていた時に、再び業者から電話がかかってきた。
「もっと海産物を食べていただきたくて、電話しました!」
と業者が言ったので、お袋は
「もう、十分いただきました」
そう静かに言って
ガチャ!
電話を切った。
本当に経営が苦しいのかもしれないし
昔は良心的だったのかもしれない。
でも、こんな事やってたら、もうお終いじゃないか。
アホやなぁ・・・
一部の業者の話かもしれませんが、Twitterの返信を
見ると、結構この手の商法は昔からあるようです。
用心してください。
みなさんの参考になれば幸いです。
雨の似合う花
岐阜県板取の紫陽花の写真でも・・・