第65回ベルリン国際映画祭で14日夜(日本時間15日未明)、授賞式が開かれた。最高賞の金熊賞にイランのジャファル・パナヒ監督の「タクシー」が選ばれた。パナヒ監督は現在当局の監視下にあり出国できないため、映画にも出演しためいが代わりに登壇した。松山ケンイチさん主演、SABU監督の「天の茶助」は受賞を逃した。
フランス在住の映像作家、瀬戸桃子さんの「プラネット Σ(シグマ)」が今年新設されたアウディ短編賞を獲得した。他の主な受賞結果は次の通り。
審査員大賞=「ザ・クラブ」(パブロ・ラライン)▽監督賞=ラドゥ・ジュデ「アフェリム!」、マルゴジャータ・シュモウスカ「ボディー」▽男優賞=トム・コートネイ「45イヤーズ」▽女優賞=シャーロット・ランプリング「45イヤーズ」▽脚本賞=パトリシオ・グスマン「ザ・パール・ボタン」▽アルフレッド・バウアー賞=「イクスカヌル・ボルケーノ」(ジャイロ・ブスタマンテ)▽芸術貢献賞・撮影=ストゥーラ・ブラント・グローブレン「ビクトリア」、エフゲーニ・プリビンとセルゲイ・ミハルチュク「アンダー・エレクトリック・クラウズ」(ベルリン=伊藤恵里奈)
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