佐賀県と、ゲームソフト会社「スクウェア・エニックス」(東京)の共同企画「ロマンシング佐賀2」のイベントとして、ラッピング列車の出発式が21日、JR佐賀駅(佐賀市)で開かれた。
ゲームのキャラクターが描かれた列車が県内を走行するほか、オリジナルグッズの販売などで佐賀の魅力を発信する。
ロマンシング佐賀は、同社の人気ゲーム「ロマンシング サ・ガ」と「佐賀」をかけた企画。昨年3月に東京で行ったイベントの第2弾で、前回は県産食材を使い、ゲームに登場する料理を販売するなどした。
今回は、JR唐津線の佐賀―西唐津駅間、筑肥線の西唐津―伊万里駅間をラッピング列車が6月末まで毎日走行。佐賀、小城、多久、唐津の各駅にゲームに関するパネルを展示したり、佐賀空港(佐賀市)などでキャラクターが描かれた有田焼の皿などグッズを販売したりする。県の事業費は約2300万円。
出発式には、山口知事や同社の松田洋祐社長、ゲームを手がける河津秋敏エグゼクティブプロデューサーらが出席。テープカットの後、佐賀駅の春田寿駅長と河津プロデューサーが出発の合図を務めた。
東京や地元の新聞、雑誌、ネットメディアなど約20社が取材に訪れ、注目の高さをうかがわせた。山口知事は「これからますますロマサガとコラボ(連携)して、盛り上げていきたい」と話した。
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